はじめてのキャンピングカーにピッタリな軽キャンパー 【マンスリー特集】

日本が生んだザ・スモールコンパクト

第一回目は最近、人気急上昇中の軽キャンパーをピックアップします。
上の写真を見てもらえればわかるとおり、一見キャンピングカーには見えませんよね。本場、欧米で走るキャンピングカーと比べたらかなり小さい車体です。しかし、ハッチを開けてみるとキャンピングカーに必要な最低限の装備がギュッと詰まっているので驚きです。
欧米人から見たらさぞかしおもちゃのような感覚でしょう。
しかしこの軽キャンピングカー、昨年初めて行われた世界RV会議では大好評だったとのこと。
今回はそんな軽キャンパーの魅力に迫って行きたいと思います。

入門編にピッタリ！そのわけは…？

軽キャンパーのメリットとしてまず挙げられるのは、何といっても価格でしょう。軽自動車ベースで作られているので車体自体の価格はもちろん、維持費もさほどかかりません。自動車税は年間で7,200円。燃費だって軽自動車とほぼほぼ同じなので別段悪いわけではありません。
もう一つは普段使いができるという点。駐車場を選ばないことで街乗り、通勤、買い物とメインカーとしても十分機能します。車体が大きくない分小回りが利きますし、細い道も車庫入れもラクラクです。
以上の手軽さから、キャンピングカーには憧れるけど実際購入してからどのぐらいキャンピングカーとして使うか不安だという人、キャンピングカーを少し体験出来れば良いという人向きと言えます。まさにキャンピングカーの入り口としては最適な車です。

こんな人に選ばれています！

子育てが終わった夫婦、ペットと一緒に旅行へ出かけたい人、釣りや写真などの趣味に多目的に遊びたい人。
今回、軽キャンパーを取材させていただいた「オート・ワン」(神奈川県藤沢市)青木さんは、この様な人たちが軽キャンパーを選ぶ傾向にあるといいます。
なるほど。軽キャンパーの持つ使い勝手のよさ、取り回しの良さが気軽にキャンピングカーを楽しみたい人に選ばれているのですね。

選べる車体いろいろ

軽キャンパーはキャンピングカーの中で独立したカテゴリーではなくあくまでも「ベースが軽自動車であるキャンピングカー」という意味合い。ですから、形も様々で、左の「ピッコロクイーン キャンパー」のようにキャンピングカーと言われて連想するような車体のものから、パッと見は軽1BOXカーのものもあります。
見た目からして「キャンピングカー」であるタイプは、車高や取り回しなど、通常の軽自動車と同様にとはいきませんが、室内空間に重点を置いて作られているため居住性は抜群です。キャンピングカーの使用目的を踏まえた上で何を重視するかで選んで下さいね。

なお、左の写真をクリックすると内装の写真など各車両の詳細が見ることができます。同じ軽キャンパーでもそれぞれの車両に特徴があるので色々と比べてみてください。

「お屋敷家具」搭載！

例えば写真のピッコロキャンパープラス　エブリイワゴン。ハッチを開けて目に飛び込んできた木目調の家具に思わず「お屋敷みたい！！」とはしゃいでしまうのは私だけではいはずです。
車内に備え付けられている家具はすべて職人さんの手作りで、国産の無垢材を使用していますので高級感があるんです。
走行時などシンクを使わないときは簡単に収納できるバタフライシンクや、ハンドルに差し込むだけという簡単な操作で運転席にテーブルがつけられるパンプキンテーブルなど、あったら良いな、が満載なのも嬉しいポイントです。
このように軽自動車とはいえ、装備の充実ぶりや、インテリアの作りこみで、ほかのキャンピングカーにまったくひけをとらないところが スゴイ！

※お問合せ時に「カーセンサーを見た」とお伝えいただくとスムーズにご案内できます。