エコカーより安い「eco円」カー~ボディタイプ別ランキング編~ 【マンスリー特集】
カテゴリー: クルマ
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2009/08/24
単純明快に、お財布にも地球にも優しい新基準が「eco円」
今から購入しようとしても納車がエコカー減税期間に間に合わないほど、トヨタ プリウスが受注を重ねるなど、今や空前のハイブリッドカーブーム。当然、みなさんも燃費が良くてお買い得なエコカー減税対象の中古車を探しているのではないでしょうか。
しかし、本当にエコカー減税対象車だけが、財布に優しいのでしょうか? 中古車はアイドルみたいに人気商売ゆえ、欲しがる人がたくさん集まれば、それに応じて価格も高値安定になります。つまり、エコカー減税対象車を買うには「それなりに」お金が必要になるとも言えます。
それに、そもそもエコカー減税対象車は「この車重の割には燃費がいいよね」という基準があったりします。例えば同じ車種でも、2WDはダメだけど、4WDは対象、なんてものもあるのです。もちろん2WDのほうが車重も軽く、10・15モード燃費も良いのですが…。
そこで、もっと単純明快に、お財布にも地球にも優しい車の基準ってないんだろうかと我々は考えました。そして見つけたのです! それが「eco円」。10・15モード燃費で1km/Lあたり稼ぐのに、一体この車はいくらかかっているのか?という考え方です。
しかし、本当にエコカー減税対象車だけが、財布に優しいのでしょうか? 中古車はアイドルみたいに人気商売ゆえ、欲しがる人がたくさん集まれば、それに応じて価格も高値安定になります。つまり、エコカー減税対象車を買うには「それなりに」お金が必要になるとも言えます。
それに、そもそもエコカー減税対象車は「この車重の割には燃費がいいよね」という基準があったりします。例えば同じ車種でも、2WDはダメだけど、4WDは対象、なんてものもあるのです。もちろん2WDのほうが車重も軽く、10・15モード燃費も良いのですが…。
そこで、もっと単純明快に、お財布にも地球にも優しい車の基準ってないんだろうかと我々は考えました。そして見つけたのです! それが「eco円」。10・15モード燃費で1km/Lあたり稼ぐのに、一体この車はいくらかかっているのか?という考え方です。
価格が安くて燃費が良い車ほど、eco円の数値は低くなる
「eco円」を数式にすると「車両本体価格÷10・15モード燃費」。ここからはじき出される数値が少なければ少ないほど、10・15モード燃費で1km/Lあたり稼ぐために支払うお金が少ないということになります。しかも、車両本体価格が安くて燃費が良い車ほど、数値が低くなるという数式です。
例えば下記のように新車のプリウスは5万3947eco円、対してダイハツのミラは3万5600eco円。この場合ミラのほうが、車両本体価格が安くて燃費も良い車と言えるのです。
え?そんなもの、ホントに基準になるのかよ、ですか?
ではこれを別の角度から検証してみましょう。購入後、一体何km走ればプリウスとミラの価格差を、ガソリン代で埋められるのか見てみましょう。その計算はこちらでできます。 するとガソリン代を125円で計算してみると、約68万kmも走らなければ価格差116万円を埋められないのです。購入時の差だけではなく、eco円が安く済む車はトータルコストも安く抑えやすいと言えるでしょう。
例えば下記のように新車のプリウスは5万3947eco円、対してダイハツのミラは3万5600eco円。この場合ミラのほうが、車両本体価格が安くて燃費も良い車と言えるのです。
え?そんなもの、ホントに基準になるのかよ、ですか?
ではこれを別の角度から検証してみましょう。購入後、一体何km走ればプリウスとミラの価格差を、ガソリン代で埋められるのか見てみましょう。その計算はこちらでできます。 するとガソリン代を125円で計算してみると、約68万kmも走らなければ価格差116万円を埋められないのです。購入時の差だけではなく、eco円が安く済む車はトータルコストも安く抑えやすいと言えるでしょう。
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車種選びの際に、eco円を計算して参考にしてみよう
下記に参考資料として、編集部が調べたボディタイプ別のベスト3を挙げておきます。なかには「え?こんな車が」というものがあるかもしれません。
もちろん、eco円だけで車種選びができるほど中古車選びは単純ではないでしょう。下記のランキングはあくまで平均価格で算出しているので、個々の物件価格に応じてeco円は変わってきます。また好みや用途によって、欲しい車がいくつもあることでしょう。ただ、eco円はその判断材料の一つになることは確かです。
みなさんも、自分の気になる物件のeco円を調べて、車選びの基準にしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、eco円だけで車種選びができるほど中古車選びは単純ではないでしょう。下記のランキングはあくまで平均価格で算出しているので、個々の物件価格に応じてeco円は変わってきます。また好みや用途によって、欲しい車がいくつもあることでしょう。ただ、eco円はその判断材料の一つになることは確かです。
みなさんも、自分の気になる物件のeco円を調べて、車選びの基準にしてみてはいかがでしょうか?
下記ランキングの「eco円」の算出の仕方は以下に基づく
※1.もととなる車両本体価格の平均は、編集部が調べた時点(2009年6月)の最高値物件と最安値物件を足して2で割った数値とする
※2.eco円の小数第一位以下は四捨五入とする
※3.モデル区分はマイナーチェンジおよび一部改良を含むグレード単位とする(マイナーチェンジおよび一部改良によって10・15モード燃費の数値に変更が生じる場合があるため)
※1.もととなる車両本体価格の平均は、編集部が調べた時点(2009年6月)の最高値物件と最安値物件を足して2で割った数値とする
※2.eco円の小数第一位以下は四捨五入とする
※3.モデル区分はマイナーチェンジおよび一部改良を含むグレード単位とする(マイナーチェンジおよび一部改良によって10・15モード燃費の数値に変更が生じる場合があるため)
■軽自動車 | |||||||||
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■ハッチバック | |||||||||
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■セダン | |||||||||
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■ミニバン | |||||||||
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■ステーションワゴン | |||||||||
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■クロカンSUV | |||||||||
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■クーペ | |||||||||
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■オープン | |||||||||
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では実際に、eco円が良い車にはどんな中古車があるのか?を検証するために、今後4回にわたって実際の中古車を見て回ることにします。 まず最初に、ハッチバックタイプのeco円ランキング第9位に入った「ホンダシビック(旧々型)」を見に行きたいと思います。 |
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