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メルセデス AMG GTは刺激とエキゾチシズムが実現された1台

カテゴリー: AMGの試乗レポート

タグ: クーペ / かっこいい / 高級 / FR / ドライブ

2015/06/11

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▲本来SLを買うはずだった人が911やアストンに浮気するのを引き留めるだけの刺激とエキゾチシズムをメルセデスのフォーマットで実現した車、と考えるとわかりやすい。911ターボと戦えてSLの代わりもこなせる守備範囲の広さはありそうでなかったものだ

ガルウイングでなくなって良かった

いよいよ国内受注が始まったAMG GT。サーキット内のみという限られた条件ながら待望の日本仕様車にひと足先に試乗したので、まずはファースト・インプレッションをお届けしたい。

古今の名作スポーツカーが例外なくそうであるように、目の前に佇むAMG GTは想像していた以上に低く、クラシカルに、引き締まって見える。300SL風のガルウイングドアを廃したことと引き換えに普遍的な美しさが生まれ、それを備えるSLS AMG以上に300SLの面影を感じさせるのだ。メルセデスが標榜してきた「Form follows function」の信義に従えば、もはやギミックに過ぎないガルウイングを採用しなかったことは賢明であり、コストや重量増を嫌ってそれを諦めたのでは？　と考えるのは早計だろう。

メルセデス一族のなかでは良くも悪くもワイルドさが際立っていたSLS AMGと比べると、新しいAMG GT（試乗車は高性能版のGTS）の走りは同一のベクトル上で洗練度をさらに高めた印象だ。まず乗り心地がいい。相変わらず足は硬いが、低級なハーシュは綺麗に磨き取られ、トランスミッションを含むパワートレイン全体のレスポンスとマナーも見事である。新しい4L V8ツインターボは、名機の呼び声高いSLS用の6.2L V8に負けないほどシャープで活気にあふれ、心情的な部分を別にすれば、高い自動車税と燃料代にビクビクしながら“6L超”にこだわる時代ではないことを強く感じさせた。見ても乗っても、憎らしいばかりの完成度なのである。

価格はGTが1580万円、GT Sが1840万円。率直に言って競争力は高い。それはSLSでの経験を無駄なくフィードバックして得られた価格であり完成度だ。その意味でGTはSLSの廉価版ではなく、むしろ進化した姿であると思う。

▲スペースフレームの90％以上にアルミを採用、フロントモジュールにはさらに軽量なマグネシウムを用い回頭性を高めた

▲傾斜したダッシュボードなどスポーティな装い。AMGダイナミックセレクトも搭載

▲フロントミッドに積まれたV8直噴ツインターボ。ターボチャージャーをV型シリンダーバンク内側に配置する

【SPECIFICATIONS】
■グレード：S ■乗車定員：2名
■エンジン種類：V8DOHCターボ ■総排気量：3982cc
■最高出力：510/6250[ps/rpm]
■最大トルク：650/1750-4750[N・m/rpm]
■駆動方式：FR ■トランスミッション：7AT
■全長×全幅×全高：4550×1940×1290（mm） ■ホイールベース：2630mm
■車両重量：1670kg
■車両本体価格：1840万円（税込）

【関連リンク】

• メルセデス AMG GTの中古車を探す
• メルセデス AMG GTの中古車相場を見る
• メルセデス AMG GTのカタログを見る

text／内藤毅　photo／神村聖

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メルセデス AMG GTは刺激とエキゾチシズムが実現された1台/試乗レポート

<<デート用ではなく走りと向き合うオープン、メルセデスAMG GT C ロードスター（海外試乗レポート） ｜ メルセデスAMG C63はモンスターなのに優等生>>

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古今の名作スポーツカーが例外なくそうであるように、目の前に佇むAMG GTは想像していた以上に低く、クラシカルに、引き締まって見える。300SL風のガルウイングドアを廃したことと引き換えに普遍的な美しさが生まれ、それを備えるSLS AMG以上に300SLの面影を感じさせるのだ。メルセデスが標榜してきた「Form follows function」の信義に従えば、もはやギミックに過ぎないガルウイングを採用しなかったことは賢明であり、コストや重量増を嫌ってそれを諦めたのでは？　と考えるのは早計だろう。
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<br />
メルセデス一族のなかでは良くも悪くもワイルドさが際立っていたSLS AMGと比べると、新しいAMG GT（試乗車は高性能版のGTS）の走りは同一のベクトル上で洗練度をさらに高めた印象だ。まず乗り心地がいい。相変わらず足は硬いが、低級なハーシュは綺麗に磨き取られ、トランスミッションを含むパワートレイン全体のレスポンスとマナーも見事である。新しい4L V8ツインターボは、名機の呼び声高いSLS用の6.2L V8に負けないほどシャープで活気にあふれ、心情的な部分を別にすれば、高い自動車税と燃料代にビクビクしながら“6L超”にこだわる時代ではないことを強く感じさせた。見ても乗っても、憎らしいばかりの完成度なのである。
<br />
<br />
価格はGTが1580万円、GT Sが1840万円。率直に言って競争力は高い。それはSLSでの経験を無駄なくフィードバックして得られた価格であり完成度だ。その意味でGTはSLSの廉価版ではなく、むしろ進化した姿であると思う。
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【SPECIFICATIONS】<br />
■グレード：S ■乗車定員：2名<br />
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<!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29938/ma_150527_2.jpg" width="600" alt="▲本来SLを買うはずだった人が911やアストンに浮気するのを引き留めるだけの刺激とエキゾチシズムをメルセデスのフォーマットで実現した車、と考えるとわかりやすい。911ターボと戦えてSLの代わりもこなせる守備範囲の広さはありそうでなかったものだ" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end -->
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲本来SLを買うはずだった人が911やアストンに浮気するのを引き留めるだけの刺激とエキゾチシズムをメルセデスのフォーマットで実現した車、と考えるとわかりやすい。911ターボと戦えてSLの代わりもこなせる守備範囲の広さはありそうでなかったものだ</span><!-- nodisplay end -->
</div>

<h3>ガルウイングでなくなって良かった</h3>


<p>
<!-- short sentence start -->いよいよ国内受注が始まったAMG GT。サーキット内のみという限られた条件ながら待望の日本仕様車にひと足先に試乗したので、まずはファースト・インプレッションをお届けしたい。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
古今の名作スポーツカーが例外なくそうであるように、目の前に佇むAMG GTは想像していた以上に低く、クラシカルに、引き締まって見える。300SL風のガルウイングドアを廃したことと引き換えに普遍的な美しさが生まれ、それを備えるSLS AMG以上に300SLの面影を感じさせるのだ。メルセデスが標榜してきた「Form follows function」の信義に従えば、もはやギミックに過ぎないガルウイングを採用しなかったことは賢明であり、コストや重量増を嫌ってそれを諦めたのでは？　と考えるのは早計だろう。
<br />
<br />
メルセデス一族のなかでは良くも悪くもワイルドさが際立っていたSLS AMGと比べると、新しいAMG GT（試乗車は高性能版のGTS）の走りは同一のベクトル上で洗練度をさらに高めた印象だ。まず乗り心地がいい。相変わらず足は硬いが、低級なハーシュは綺麗に磨き取られ、トランスミッションを含むパワートレイン全体のレスポンスとマナーも見事である。新しい4L V8ツインターボは、名機の呼び声高いSLS用の6.2L V8に負けないほどシャープで活気にあふれ、心情的な部分を別にすれば、高い自動車税と燃料代にビクビクしながら“6L超”にこだわる時代ではないことを強く感じさせた。見ても乗っても、憎らしいばかりの完成度なのである。
<br />
<br />
価格はGTが1580万円、GT Sが1840万円。率直に言って競争力は高い。それはSLSでの経験を無駄なくフィードバックして得られた価格であり完成度だ。その意味でGTはSLSの廉価版ではなく、むしろ進化した姿であると思う。
<br />
<br />
</p>


<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29938/ma_150527_3.jpg" width="600" alt="▲スペースフレームの90％以上にアルミを採用、フロントモジュールにはさらに軽量なマグネシウムを用い回頭性を高めた" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲スペースフレームの90％以上にアルミを採用、フロントモジュールにはさらに軽量なマグネシウムを用い回頭性を高めた</span><!-- nodisplay end -->
</div>


<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29938/ma_150527_4.jpg" width="600" alt="▲傾斜したダッシュボードなどスポーティな装い。AMGダイナミックセレクトも搭載" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲傾斜したダッシュボードなどスポーティな装い。AMGダイナミックセレクトも搭載</span><!-- nodisplay end -->
</div>


<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29938/ma_150527_5.jpg" width="600" alt="▲フロントミッドに積まれたV8直噴ツインターボ。ターボチャージャーをV型シリンダーバンク内側に配置する" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フロントミッドに積まれたV8直噴ツインターボ。ターボチャージャーをV型シリンダーバンク内側に配置する</span><!-- nodisplay end -->
</div>


<p>
【SPECIFICATIONS】<br />
■グレード：S ■乗車定員：2名<br />
■エンジン種類：V8DOHCターボ ■総排気量：3982cc<br />
■最高出力：510/6250[ps/rpm] <br />
■最大トルク：650/1750-4750[N・m/rpm]<br />
■駆動方式：FR ■トランスミッション：7AT<br />
■全長×全幅×全高：4550×1940×1290（mm） ■ホイールベース：2630mm<br />
■車両重量：1670kg<br />
■車両本体価格：1840万円（税込）<br />
</p>


<!-- nodisplay start -->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<!-- nodisplay end -->

<!-- nodisplay2 start -->
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bME/s044/f001/index.html" target="_blank">メルセデス AMG GTの中古車を探す</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/souba/ME_S044/F001/" target="_blank">メルセデス AMG GTの中古車相場を見る</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/catalog/mercedes-benz/amg_gt/F001/" target="_blank">メルセデス AMG GTのカタログを見る</a></li>
</ul>
<!-- nodisplay2 end -->



<div class="author">text／内藤毅　photo／神村聖</div>

</div>
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<!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29497/m_150510_02.jpg" width="600" alt="▲高級セダン、スポーツカー、ファミリカーと、これ1台ですべての要素を満たせるので、むしろ皆から歓迎されるだろう。唯一我儘と思われるとするならば、車両価格が1000万円を超えることだが、そもそもこの車を狙う人ならば金銭面で文句を言われる心配もないでしょう" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end -->
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲高級セダン、スポーツカー、ファミリカーと、これ1台ですべての要素を満たせるので、むしろ皆から歓迎されるだろう。唯一我儘と思われるとするならば、車両価格が1000万円を超えることだが、そもそもこの車を狙う人ならば金銭面で文句を言われる心配もないでしょう</span><!-- nodisplay end -->
</div>

<h3>モンスターなのに優等生な高性能マシン</h3>


<p>
<!-- short sentence start -->まさに理想の1台。メルセデスAMG C63／C63Sは、そんな表現が相応しいだけの理由が豊富に揃う。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
まずは圧倒的なパワフルさ。先代の6.2Lから、2.2L分もダウンサイジングしたV8 4Lにもかかわらず、ツインターボで476ps/650Nmと先代を上回る。さらに高性能なC63Sでは、510ps/700Nmを発生する。しかも気持ちよさも相当で、ターボと思えぬ滑らかさを持っている。
<br />
<br />
次に、それほどのパワーとトルクをFRで受け止めること。上級モデルとなるEクラスのAMGでは4WDが主流となりつつあるが、こちらはサーキットでドリフトマシン並みの操縦まで楽しめる。その点では現行AMGの中でもっとも刺激的だ。
<br />
<br />
そして、何と言っても身のこなしが秀逸。ベースとなるCクラスがアルミを多用して軽量化されたことを受け継ぎ、こちらも先代より100kg程度軽い上に先の大パワー。動力性能も圧倒的ながらカーブなどでも極めて素直な姿勢を生み出し、高性能ながら実に扱いやすい。
<br />
<br />
加えてシャシー性能も大幅に引き上げられており、19インチサイズのタイヤを履いていても乗り心地は悪くない。もちろん高速道路では破格の安定性で矢のように突き進む。
<br />
<br />

4LのV8ツインターボで先代より高性能ながらも、燃費は約12km/Lなのだから恐れ入る。
<br />
<br />
普段使いの勝手の良さや安全装備の充実等含め、まさにノーエクスキューズで、モンスターなのに優等生なマシンなのだ。
<br />
<br />
</p>

<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29497/m_150510_03.jpg" width="600" alt="▲これまで同様にステーションワゴンもラインナップ。足回りを電子制御するAMGライドコントロールも備わる" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲これまで同様にステーションワゴンもラインナップ。足回りを電子制御するAMGライドコントロールも備わる</span><!-- nodisplay end -->
</div>




<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29497/m_150510_04.jpg" width="600" alt="▲レースモードをはじめ5種類の走行特性が選べるダイナミック・セレクトを装備した" class="" />
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</div>


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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29497/m_150510_05.jpg" width="600" alt="▲AMG GTと基本を同じくするV8ツインターボを搭載。Sは0→100km/h加速4秒を誇る" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲AMG GTと基本を同じくするV8ツインターボを搭載。Sは0→100km/h加速4秒を誇る</span><!-- nodisplay end -->
</div>


<p>
【SPECIFICATIONS】<br />
■グレード：C63 S ■乗車定員：5名<br />
■エンジン種類：V8DOHCターボ ■総排気量：3982cc<br />
■最高出力：510/5500-6250[ps/rpm] <br />
■最大トルク：700/1750-4500[N・m/rpm]<br />
■駆動方式：FR ■トランスミッション：7DCT<br />
■全長×全幅×全高：4756×1839×1426（mm） ■ホイールベース：2840mm<br />
■車両重量：1655kg<br />
</p>


<div class="author">text／河口まなぶ　photo／メルセデス・ベンツ日本</div>

</div>
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                            [description] => ロードスターの登場と同時に、メルセデスAMG GTのラインナップには従来のGT SとGT Rの間に位置するGT Cが加わった。V型8気筒4Lツインターボエンジンは大型ターボチャージャーなどを使ったGT R用がベースで、最高出力は557psを誇る。それに合わせてシャシーもトレッド拡大、後輪操舵機能の追加などが行われている。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲AMGオリジナルスポーツモデルGTのオープン版がロードスター。476ps/630N･mのベーシックモデルと557ps/680N･mのCをラインナップする" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62431/a_170427_02.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --> <span class="CP_txt">▲AMGオリジナルスポーツモデルGTのオープン版がロードスター。476ps/630N･mのベーシックモデルと557ps/680N･mのCをラインナップする</span><!-- nodisplay end --></div>

<h3>1人でアクセルを踏み続けるのが似合う車</h3>

<p><!-- short sentence start -->ロードスターの登場と同時に、メルセデスAMG GTのラインナップには従来のGT SとGT Rの間に位置するGT Cが加わった。V型8気筒4Lツインターボエンジンは大型ターボチャージャーなどを使ったGT R用がベースで、最高出力は557psを誇る。それに合わせてシャシーもトレッド拡大、後輪操舵機能の追加などが行われている。<!-- short sentence end --><br />
<br />
それにしてもリアビューは鮮烈だ。ソフトトップルーフを持つスタイリングはクーペよりすっきりまとまっており、しかも全幅はメルセデスAMG GT Rと同様に57mmワイドになっているから、迫力は凄まじいものがある。<br />
<br />
走りの印象も見た目にたがわない。ボディは剛性感高く、サスペンションもハード。操舵に対して間髪入れずに反応する切れ味の良さが光る。エンジンについては、一般道では全開にする機会にほとんど恵まれなかったのだが、定評のある全域フラットなトルク、凄まじい勢いの吹け上がりには、何も不満を覚えさせることはなかった。<br />
<br />
オープン時の風の巻き込みは決して小さくなく、ハードな乗り心地、吠えるエンジンと相まって、その走りはスパルタンな雰囲気が色濃い。風を感じながら、1人アクセルを踏み続けるのが似合いそうだ。1台でどこへでも行く、それこそデート用にもと考えるなら、メルセデス・ベンツSLを選ぶべきだろう。その意味で個人的には縁遠いが、しかしともに暮らせる人が心底羨ましい1台である。<br /><br /></p>

<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲三層構造のソフトトップはスペースを考慮しZ型に収納される。開閉にかかる時間は11秒、時速50km/hまでなら走行中でも操作可能" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62431/a_170427_03.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲三層構造のソフトトップはスペースを考慮しZ型に収納される。開閉にかかる時間は11秒、時速50km/hまでなら走行中でも操作可能</span><!-- nodisplay end --></div>

<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲基本クーペ同様のスポーティなインテリアはナッパレザーを用い高級感も備える。スポーツシートにはオープン時に役立つエアスカーフを装備" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62431/a_170427_04.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲基本クーペ同様のスポーティなインテリアはナッパレザーを用い高級感も備える。スポーツシートにはオープン時に役立つエアスカーフを装備</span><!-- nodisplay end --></div>

<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲4LのV8直噴ツインターボを搭載。Cは0→100km/h加速3.7秒、最高速度316km/h。走行モードには「レース」も加わる" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62431/a_170427_05.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲4LのV8直噴ツインターボを搭載。Cは0&rarr;100km/h加速3.7秒、最高速度316km/h。走行モードには「レース」も加わる</span><!-- nodisplay end --></div>

<p>【SPECIFICATIONS】<br />
■グレード：C ROADSTER ■乗車定員：2名<br />
■エンジン種類：V8DOHCターボ ■総排気量：3982cc<br />
■最高出力：557/5750-6750[ps/rpm]<br />
■最大トルク：680/1900-5750[N・m/rpm]<br />
■駆動方式：FR ■トランスミッション：7DCT<br /><br /></p>

<div class="author">text／島下泰久<br />
photo／メルセデス・ベンツ日本</div>
</div>
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