三菱 ユーロディンゴ 【プレイバック試乗記】
カテゴリー: 三菱の試乗レポート
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2008/10/10
※この記事はカーセンサー関東版24号2000年6月29日発売号に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
ノーマルとは異なる迫力あるスタイルを実現したモデル
↑16インチタイヤによって走りは足回りの動きがダイレクトに感じられるものになった(左)オプションで15mm車高が落ちるローダウンサスペンションキットも用意されている(右)
ノーマルのディンゴとは少し違った、迫力あるスタイルを実現したモデル、それがこのユーロディンゴだ。ディンゴはどちらかというとファミリィ向けな感じの強かったクルマだが、見事に違うイメージを引き出すことに成功している。変更点はエクステリアにおけるエアロパーツがメイン。フロントバンパー部分のエクステンションをはじめとして、サイドエアダム、リアバンパーエクステンションを加えたほか、フロントマスクには横桟タイプのグリルを装着している。このほかにも、マフラー部分にはステンレス製のマフラーカッターを装着。この仕様は1.3X、1.5Bスタイル、1.5ディンゴ、1.5Mスタイルの各グレードに設定されている。なお価格はベース車両にプラス22万円、パッケージオプション48万5000円となる。
インチアップにより足回りの動きをダイレクトに感じる
↑インパネの変更はなし。この部分は自分でドレスアップするのも楽しいかも(左)エンジンは直列4気筒ノーマルのまま。扱いやすい実用タイプのエンジンだ(右)
試乗した車には、そのパッケージオプションも装着されていた。パッケージの内容は、レイズ製ベルサス・ツーリズモ・ドルチェ16インチアルミホイールに195/50R16サイズタイヤを組み合わせ、加えてルーフスポイラー、ブラックランプベゼルが装着される。さすがに装着されている16インチサイズのタイヤ&アルミホイールではマッチングがベストとはいかず、速度が高い領域ではややボディが揺すられるような感覚が増してしまっている。しかし、この16インチタイヤによって走りは足回りの動きがダイレクトに感じられるものになった。それも、これまでの乗り心地が失われた訳ではなく、あくまでダイレクト感がプラスされた印象だ。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード | 1.5M スタイル |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | 4AT |
全長×全幅×全高(mm) | 3920×1695×1635 |
ホイールベース(mm) | 2440 |
車両重量(kg) | 1200 |
乗車定員(人) | 5 |
エンジン種類 | 直4DOHC |
総排気量(cc) | 1468 |
最高出力[ps/rpm] | 105ps/6000rpm |
最大トルク[kg-m/rpm] | 14.3kg-m/3500rpm |
10・15モード燃費(km/L) | 16.2 |
ガソリン種類/容量(L) | 無鉛レギュラー/50 |
車両本体価格 | 210.3万円 |
河口まなぶの責任採点
コンセプト | 4点 | 取り回し | 3点 | 加速性能 | 3点 | ブレーキ性能 | 3点 |
フィニッシュ | 4点 | 操作系の使い勝手 | 4点 | 乗り心地 | 3点 | 環境対策 | 3点 |
前席居住性 | 4点 | ラゲージルーム | 3点 | 操縦安定性 | 2点 | 燃費 | 3点 |
後席居住性 | 4点 | パワー感 | 3点 | 高速安定性 | 2点 | ステータス | 4点 |
内装の質感 | 3点 | トルク感 | 3点 | しっかり感 | 3点 | コストパフォーマンス | 4点 |
得点合計 | 65/100 |
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