今だからこそ新鮮に映るデザイン
スポーティなSパッケージを設定

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

スポーティな装備をもつSパッケージを設定
  • ホンダ シビック フロントスタイル|ニューモデル試乗
  • ホンダ シビック シフトレバー|ニューモデル試乗
今回の改良では新デザインのフロントグリル&バンパーを採用。2L&1.8LのGLには専用アルミやリアスポイラーなどを装備したSパッケージを設定した。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

エンジンの吹け上がり感にもう少し軽快感が欲しい
  • ホンダ シビック 走り|ニューモデル試乗
  • ホンダ シビック アルミホイール|ニューモデル試乗
試乗した2L車に搭載されるK20Aは現在のホンダ車の中ではやや設計が古め。吹け上がりもそれほど軽快ではない。17インチ化された足元は安定性にプラス。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

シートにアルカンターラを採用。後席の広さに改めて感心
  • ホンダ シビック フロントシート|ニューモデル試乗
  • ホンダ シビック インパネ|ニューモデル試乗
2700mmのホイールベース、後席足元のフラットフロアなど元々セダンとしての快適性は高い。専用装備のアルカンターラインテリアがさらに高級感をプラスする。

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

世に出るのが早すぎた? 今だからこそ逆に新鮮
  • ホンダ シビック リアスタイル|ニューモデル試乗
  • ホンダ シビック エンブレム|ニューモデル試乗
セダン市場縮小の中、他車にはない斬新なデザインは今だからこそ新鮮。今、買うならハイブリッドだが、価格とのバランスを見るとNA車も魅力的だ。

SPECIFICATIONS

グレード 20GL“Sパッケージ”
駆動方式 FF
トランスミッション 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4535×1750×1440
ホイールベース(mm) 2700
車両重量(kg) 1280
乗車定員 5人
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1998
最高出力 114kW(155ps)/6000rpm
最大トルク 188N・m(19.2kg-m)/4500rpm
車両本体価格 235.2万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

オーディオレスなので星2つだが、アルカンターラインテリアや17インチ専用アルミ(2L)など充実した内容をもつ。

SAFETY(安全性)

現在のラインナップではVSA(横滑り防止装置)は全グレード標準装備となる。HIDも標準装備され星4つと優秀。

ECO(環境性能)

排出ガス基準は75%低減と優秀だが、燃費基準が平成22年度基準達成のみのため星3つ。1.8L車のFFなら同基準+5%達成にアップする。

MILEAGE(燃費)

10・15モード燃費は13.6km/Lと星2つ。1.8L車の17.0km/Lと比較すると結構差が出る。この辺もやや古さを感じさせる。

VALUE(バリュー)

スポーティとコンフォートを両立させるこのパッケージは買い得感も十分。ただ燃費性能を考えると1.8Lを選ぶのが賢明。

総合評価
14
RATING 総合評価|ニューモデル試乗
写真:尾形和美、篠原晃一 文:高山正寛