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VWパサート&ゴルフの試乗会へ行ってきました。
今回試乗したのはステーションワゴンのパサートヴァリアントTSIコンフォートラインと、ハッチバックのゴルフTSIコンフォートライン。
昨年、現行ゴルフヴァリアントがデビューしたのを機に「過給器を備えたエンジン」を「TSIエンジン」と呼ぶようになりました。
パサートに搭載されたのは1.8Lのターボエンジン。従来のパサートヴァリアントにラインナップされていた2LのNA直噴エンジンモデル(2.0)が10・15モード燃費で11.0km/L、1.8Lのターボモデル(TSIコンフォートライン)が同10.8km/Lとほぼ同等の数値となります。最高出力は+10psの160psに、最大トルクが+50N・mと増えているにもかかわらず、です。
実際走らせてみても、まったく力不足を感じさせません。1500rpmというとても低い回転数から最大トルクを発揮し、ターボがすごく自然に、いつの間にか働いて、加速するとあっという間に高速道路の制限速度に達します。6ATということもあいまって、ウルトラスムーズに速度を上げてくれます。向こうではアウトバーンを走るわけですから、日本の速度域なんて…というレベルですね。

ゴルフTSIコンフォートラインも、ほぼ同様です。こちらはGT TSIと同様に1.4Lターボ+スーパーチャージャーというエンジンで、従来の2Lモデル・GLiと比べて最高出力こそ10psダウンの150psとマイルド仕様ですが、最大トルクは+20N・m。しかも、こちらも1500rpmから最大トルクを発揮してくれます。それでいてパサートヴァリアントより軽いわけですから。加速感にまったく問題なし。ちなみに10・15モード燃費はGLiより約18%向上し、14.2km/L。歴代ゴルフの中では最高値だそうです。
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それにしても高速道路でのパサートヴァリアントはよかった。抜群の直進安定性にフラットな乗り心地。しっかりとしたボディの頑強さを感じながら、どこまでも走って行けそうです。さらにカーテンエアバッグやESCなどの安全装備は標準でフル装備。インテリアもシックで質感が高い。後席左右それぞれに読書灯まで付いている(写真上、右)。おまけに燃費が良くて345.0万円というプライス。
M・ベンツCクラスワゴン(日本で現行のモデル。本国では旧型になった)より一回り大きくて150万円近く安いことを考えれば、かなりお買い得だと思います。

<カーセンサーnetデスク・ぴえいる>