トヨタ イスト【プレイバック試乗】
カテゴリー: トヨタの試乗レポート
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2010/05/27
コンセプト
何よりも優先したのはデザインと上質感
“for your 1st(ファースト)”をテーマに、若者のモビリティライフに応える最上級のコンパクト車を目指して開発されたist(イスト)。ヴィッツのプラットフォームをベースとしており、何よりも優先したのは、内外装のデザインと上質感だったという。ドアの閉まり音にこだわったり、ドア開閉時にはセンターパネルの収納スペースにほのかな灯りがともるなど演出にも工夫がある。ヴィッツなどと共用のインテリアパーツもなくはないが、独自性は十分。全席にオートアップ機能が付いたパワーウインドウを採用するなど、ライバル車とのアドバンテージを意識した装備も見逃せない。
ボディ形状は5ドアのみで、これに1.3Lと1.5Lの2種類のエンジンが搭載される。また1.5Lには4WDモデルも用意されている。
室内&荷室空間
ヴィッツよりやや長め。荷室下も収納スペース
見た目はSUV的な雰囲気が漂うイストだが、実は地上高も全高もヴィッツとあまり変わらない。ゆえに乗降性に優れ、乗員全員に心地よい視界を与えてくれる点は、ヴィッツと同様だ。しかもウインドウの位置が高めで、包まれ感も十分なところがニクイ。至るところに収納スペースが確保されているのも嬉しいではないか。居住性については、大人4人が快適に過ごすのに十分なスペースを確保する。単純にヴィッツとボディサイズを比較すると全長がやや延長されているが、これは主にラゲージスペースに充てられた分で、より幅広い実用性を感じさせる。もちろんリアシートを倒せばさらなる拡大も可能。クローゼットのようなラゲージを目指しており、荷室下には間仕切り付きの収納スペースも用意されていた。
ドライブフィール
1.5Lは期待通りパワフル。1.3Lも十分なトルクを発生
ボディの重厚感とそれを素直に操作することができるハンドリング、この2つを持ち合わせている。静粛性が高く、リアシートであっても乗り心地は非常に良い。コンセプト通り、かなり上質かつ快適なドライブフィールを得ることができるコンパクトカーに仕上げられている。1.5Lエンジンの2WDモデルは、発進時の力強さも十分。街中でも高速でもドライバーの期待通りのパフォーマンスを発揮してくれるだろう。ただし、4WDモデルはおよそ80kgの重量増となるため、それがハンディになるのは否めない。が、もちろん生活4WDとして考えれば満足度は高いといえるだろう。1.3Lはボディサイズにしては十分なトルクを発揮し、サラリと乗って軽快に扱える。そんな気軽な印象がもてた。
こんな人にオススメ
社会的認知度はまるで異次元だが、バランスではこの車
“個性的なスタイルの車を選びたい。だけど家族や友達とのドライブ頻度が高いから、装備面も含め質感にもこだわりたい”。無難な中に際立つ個性をもち、扱いやすいサイズと使いやすいラゲージ、乗り心地や静粛性にも優れるイストは、そんな車が欲しい人におすすめ。SPECIFICATIONS
グレード | 1.5S Lエディション(2WD) |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 4AT |
全長×全幅×全高(mm) | 3855×1695×1530 |
ホイールベース(mm) | 2370 |
車両重量(kg) | 1020 |
乗車定員 | 5人 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC |
総排気量(cc) | 1496 |
最高出力 | 80kW(109ps)/6000rpm |
最大トルク | 14N・m(14.4kg-m)/4200rpm |
車両本体価格 | 147.0万円 |
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