プジョー 208 GTi が、2015 年全日本ラリー選手権第 6 戦「モントレー2015 in 嬬恋」に参戦しました。今回の挑戦では健闘しながらも、「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」「チーム・セラム」にとって満足できる結果にはなりませんでした。

ラリーは群馬県吾妻郡嬬恋村を起点に、8 月 29 日（土）、30 日（日）に開催されました。第 3 戦若狭ラリーでJN-5 クラス総合 4 位に入った「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」は、ウエットコンディションとなった初日の SS1 でクラストップタイムを獲得するなど好走。初日を終えて JN-5 クラス 2 番手に入りました。ところが、クラス優勝を狙った 2 日目の SS11 でコースオフし、リタイアを余儀なくされました。勝利を狙い、スピードを見せたことで滑りやすいウエットコンディションにおいても卓越したマシンバランスの良さを実証しました。また、「チーム・セラム」はマシントラブルが発生しましたが、11 位で完走を果たしています。

プジョー 208 GTi ドライバーのコメント

「今回はラリー終盤まで雨が強く降ると予想し、あえてウエット路面に強い超硬質ダート路面用のラリータイヤ を装着して挑みました。予想どおり、序盤は雨が強かったこともあり、入賞圏内の 6 位を走行することができ ましたが、中盤戦から雨が小降りになってしまったこととマイナートラブルが重なり、順位を大きく下げてしまい ました。2 日目も小さなトラブルがいくつかあり、ライバルを追いかけることができませんでしたが、完走したこ とでチームとしては貴重なデータを得ることができました」

「SS11 のスタートから約 2km 地点の左コーナーでスピンしてコースアウト、リタイアとなってしまいました。ラリ ー初日は大変滑りやすい路面コンディションとなりましたが、その状況でもうまくマシンをコントロールすること ができ、リードを築くことができました。今回のラリーではプジョー 208 GTi のパワーとバランスの良さが大き な武器になったと思います。2 日目は再逆転を狙ってプッシュした結果のアクシデントでした。残念な結果でし たが、プジョー 208 GTi のポテンシャルを強く感じることができました」

＜全日本ラリー選手権第 6 戦 モントレー2015 in 嬬恋 JN5 クラスリザルト＞

クラス／クラス順位：ドライバー／コ・ドライバー：車両：合計タイム
JN-5/1：天野智之／井上裕紀子：トヨタ Vitz GRMN Turbo：48:12.5
JN-5/2：眞貝知志／漆戸あゆみ：アバルト 500 ラリーR3T：48:21.5
JN-5/3：石田雅之／遠山裕美子：ホンダ・インテグラ・タイプ R：48:43.5
JN-5/4：上原利宏／佐瀬拓野：ホンダ・シビック・タイプＲ：49:12.1
JN-5/5：曽根崇仁／桝谷知彦：トヨタ：86 50:37.9
JN-5/6：寺島信也／関根慎二：ホンダ・インテグラ・タイプ R：50:51.5
JN-5/7：坂昭彦／高橋浩子：スバル BRZ：52:36.0
JN-5/8：木下聡／小坂典嵩：トヨタ 86：52:45.8
JN-5/9：宮前信彌／佐々木翔：ホンダ・インテグラ・タイプ R：53:36.5
JN-5/10：桝井和寛／桝井伸代：トヨタ 86：57:28.4
JN-5/11：森康宏／菅野総一郎：プジョー 208 GTi：1:07:30.4
JN-5/R：関根正人／竹下紀子：三菱ミラージュ：──
JN-5/R：柳澤宏至／中原祥雅：プジョー 208 GTi：──
JN-5/R：大倉聡／北田稔：トヨタ Vitz GRMN Turbo：──
JN-5/R：折登文洋／中里守利：ホンダ・インテグラ・タイプ R：──
JN-5/R：大橋逸夫／三浦昂：MINI JCW クロスオーバー：──
JN-5/R：池内しょうじ／郷右近孝雄：ホンダ・シビック：──
JN-5/R：横澤進治／永渕直大：トヨタ MR-S：──

プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2015 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツを 盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。

• プジョー 208 GTi、全日本ラリー選手権第 6 戦に 2 台が参戦(プジョー)