フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社（代表取締役：庄司 茂、本社：愛知県 豊橋市、略称：VGJ）は、2005年1月から施行された自動車リサイクル法※1に基づき、2014年度（2014年4月1日～2015年3月31日）の特定再資源化等物品（ASR※2、エアバッグ類、フロン類）3品目の再資源化状況について下記の通り報告します。なお、公表実績にはフォルクスワーゲン及びグループブランドのベントレーの実績を含みます。

自動車のASR、エアバッグ類、フロン類など3品目の適正処理・再資源化に関する業務は、お客様から預託を受けたリサイクル料金により行われており、2014年度実績については、昨年同様、ASRリサイクル率が97.1%と、2015年度法定基準である70%を達成しています。

VGJでは、今後も日本の自動車リサイクル法に則った自動車の最終処理を確実に行い、使用済自動車の再資源化等の確実かつ効率的な実施のために、一層の取り組みを推進してまいります。

VGJの自動車リサイクル法への取り組みにつきましては、フォルクスワーゲン公式ウェブサイトhttp://www.volkswagen.co.jp/をご参照ください。

※1 正式名称=「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
※2 ASR：Automobile Shredder Residue （自動車シュレッダーダスト）

■ ASR（シュレッダーダスト）

【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
シュレッダーダストリサイクル率：97.1%
引取シュレッダーダスト量：6,966.8ｔ
委託全部利用引渡しシュレッダーダスト相当量：249.8ｔ
委託全部利用したシュレッダーダスト相当量：249.8ｔ
リサイクル施設投入シュレッダーダスト量：6,966.8ｔ
リサイクル施設排出残渣合計：210.2ｔ
委託全部利用排出残渣合計：1.9t
シュレッダーダストを投入した施設が基準適合施設であることを証する事項：豊通リサイクル㈱のホームページ※3 を参照ください
シュレッダーダストとして引取った台数：32,000 台
受託全部利用に引渡した解体自動車台数：1,148 台
※3 http://www.toyotsurecycle.co.jp/ASR/asr-receipt02.html

■ エアバッグ類（ガス発生器）

【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
エアバッグ類リサイクル率 ：93.7%
引き取ったエアバッグ類の総重量 ：14,762.5kg
引き取ったエアバッグ類のうちその全部又は一部を原材料又は部品その他製品の一部として利用することができる状態にしたものの総重量 ：13,833.5kg
引き取ったエアバッグ類の個数：198,871 個
・そのうち解体業者において取外し回収処理されたエアバッグ類の個数：21,916 個
・そのうち解体業者において車上作動処理されたエアバッグ類の個数：176,955 個
引き取ったエアバッグ類に係る使用済自動車の台数 ：31,276 台
・そのうち解体業者において取外し回収処理された使用済自動車の台数 ：3,780 台
・そのうち解体業者において車上作動処理された使用済自動車の台数：26,505 台
・そのうち解体業者において未作動エアバッグ類の一部を取外し回収し、残りを車上作動処理した使用済自動車の台数：991 台

■ フロン類

【破壊の実施状況】(CFC=クロロ・フルオロ・カーボン、HFC=ハイドロ・フルオロ・カーボン)
引き取った CFC の量：89.2kg
引き取った HFC の量：8,715.8kg
引き取った CFC に係る使用済自動車の台数：395 台
引き取った HFC に係る使用済自動車の台数：31,011 台

■ 払渡しを受けた預託金及び再資源化等に要した費用（単位：円）
▼払渡しを受けた預託金：再資源化等に要した費用：2014 年度収支合計

ASR
356,773,226 ：365,609,452：▲8,836,226
エアバッグ類
137,747,608：88,329,686：49,417,922
フロン類
72,716,052：58,078,627：14,637,425
合計
567,236,886：512,017,765：55,219,121