・中国のお客さまニーズに合った最初の現地生産モデル、インフィニティ「Q50L」の生産開始
・中国およびグローバルにおける更なる成長への新たなマイルストーン
・インフィニティのグローバル生産拠点の拡大

インフィニティは、6日、中国湖北省、襄陽にて現地生産を開始し、第1号車のインフィニティ「Q50L」が正式にオフラインしたことを発表しました。「Q50L」は、プレミアムスポーツセダン「Q50」のロングホイールベースモデルで、中国のお客さま向けにデザインした、中国で初となるインフィニティの現地生産モデルです。中国での現地生産開始は、インフィニティにとって、中国のプレミアムカー市場におけるメーンストリームへとブランドを発展させる重要なマイルストーンとなるものです。

「本日、中国におけるインフィニティは大きく前進いたしました。私たちは引き続き、中国における更なる事業拡大と、インフィニティを真のグローバルプレミアムブランドへと発展させるべく取り組んでいきます。同ブランドの現地生産は、中国市場に対する、私たちの長期に亘るコミットメントの表明です。インフィニティのグローバル品質基準と、プレミアムブランドとして培ってきた経験を、中国のお客さまにより身近に感じていただけるよう提供していきます。」と、東風インフィニティの総経理であるダニエル キチャートは述べています。

東風日産の襄陽工場におけるインフィニティブランドの現地生産開始によって、中国は、日本、アメリカに続く、同ブランドにとって3番目のグローバル生産拠点となります。 インフィニティのグローバル成長戦略における次の段階として、グローバル生産拠点の拡大とともに、同ブランドの商品ラインナップを更に強化していきます。また、インフィニティにとって世界で2番目の市場規模を持つハブとして、中国事業の更なる発展と拡大に取り組みます。

襄陽工場は、東風汽車公司と日産自動車が共同設立した東風日産の生産工場です。同工場は、生産能力を年間25万台に増強しており、そのうちの6万台はインフィニティモデルの生産を担います。襄陽工場は、長年の生産経験に加え、インフィニティブランドの現地生産要件を満たすために、大幅な改良を行ってきました。また、襄陽工場は、インフィニティのグローバル生産基準を満たしており、2014年3月には、インフィニティの製造認定を取得しています。

インフィニティ「Q50L」は、全長4,852mm、ホイールベース2,898mmと、標準モデルより全長、ホイールベースを延長し、セグメントトップクラスの広いレッグスペースを確保することで、後席にプレミアムな乗り心地を追加しました。世界初のステアリング技術「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング(DAS)」など、輸入標準モデル「Q50 」と同じく革新的な先進技術を搭載しています。また、2.0リッター・ターボエンジンを搭載することで、走行性能と燃費の完璧なバランスを実現しています。

インフィニティ「Q50L」に加え、「QX50」ロングホイールベースの生産も、襄陽工場でまもなく開始する予定です。両車種は中国市場向けに開発されたもので、中国のお客さまのニーズに合ったインフィニティの商品ラインアップを更に強化しています。

中国は、インフィニティにとって最も重要な成長市場の一つです。9月に、中国のプレミアムカー市場における事業拡大を目指し、中国現地のパートナー企業である東風汽車公司と共同で東風インフィニティ汽車有限公司を設立しました。インフィニティブランドは、2018年までに中国での年間販売台数を10万台に引き上げることを目指しています。また、その販売台数の半数以上は、現地で生産する車両となる予定です。2014年第3四半期までの累計販売台数は、対前年比91%増の約20,800台に達し、インフィニティは中国で最も急速に成長しているプレミアムカーブランドとなっています。