Hondaの中国における四輪車生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司(以下、広汽ホンダ)は、増城工場の敷地内に新たに建設した、完成車の第三工場およびエンジン工場のオープニングセレモニーを本日、行いました。式典には、広州市の政府の方々をお招きし、Hondaからは代表取締役社長の八郷 隆弘、中国本部長の倉石 誠司らが出席しました。

広汽ホンダの第三工場は、スマート集約型エコ工場として、Hondaの最新生産技術を採用しながら、建屋面積を最小に抑えた工場で、生産効率、製造品質及び省エネ・エコ等の面においても、大きく進化しています。中国における自動車メーカーで最大規模※となる17MW太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した省エネルギー型の工場です。

第三工場は2015年9月から稼働しており、現在の年間生産能力は12万台です。これにより、中国におけるHondaの年間生産能力は、東風本田汽車有限公司と合わせて100万台を超えました。

※ Honda調べ(2015年10月現在)

■Hondaの中国における四輪車年間生産能力

工場:2015年10月時点

▼広汽本田汽車有限公司
黄埔工場:24万台
増城工場:24万台
第三工場:12万台
小計:60万台

▼東風本田汽車有限公司
第一工場:24万台
第二工場:24万台
小計:48万台

▼本田汽車(中国)有限公司(輸出専用工場)
5万台

▼中国合計:113万台


【広汽本田汽車有限公司(Guangqi Honda Automobile Co., Ltd.)概要】
設立 : 1998年7月
資本金 : 2億8,329万USドル
出資比率 : 広州汽車集団公司 50%
本田技研工業株式会社 40%
本田技研工業(中国)投資有限公司 10%
所在地 : 広東省広州市
代表者 : 総経理 水野 泰秀
従業員 : 約1万100人(2015年10月現在)