地域に根ざした環境教育プログラムを展開する 「トヨタ白川郷自然學校」が10周年 ―6月14日に10周年記念式典を開催―
カテゴリー: トヨタのニュース
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2015/06/12
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)が「日本一美しい村に、日本一の自然学校」を合言葉に白川村や環境NGOと連携し、運営を行っている「トヨタ白川郷自然學校」が、今年で開校10周年を迎える。
トヨタは「環境保全と自然共生社会の構築に向けた取組み」を進めており、自然共生社会構築に資する社会貢献活動推進策のひとつとして、地元白川村や環境NGOの協力を得て「トヨタ白川郷自然學校」を2005年4月に開校した。「トヨタ白川郷自然學校」は、これまで「自然との共生」「地域との共生」をテーマに、白山麓に広がる豊かな自然のもと、将来を担う子供たちをはじめ白川郷を訪れる多くの方々に自然体験プログラムを提供するとともに、野生生物の生態調査や森林保全活動に取り組んできた。10年間で延べ15万5000人もの方に来場いただき、「エコや自然との共生について考えるきっかけとなった」といった声をいただく等、来場者とともにその活動を積み重ねてきた。
開校10周年にあたり、その運営を担うNPO法人白川郷自然共生フォーラムとトヨタは、6月14日に岐阜県大野郡白川村馬狩(まがり)地区の「トヨタ白川郷自然學校」内で10周年記念式典を開催する。同式典では、古田肇岐阜県知事、成原茂白川村村長をはじめとする行政や地元の関係者、ならびに全国の自然學校やNPOの関係者をお迎えし、日頃の活動へのご理解・ご支援に対する感謝をお伝えするとともに、本年4月に新たに就任した山田俊行學校長が10年間の歩みと今後10年の活動方針について説明する。
今後、「トヨタ白川郷自然學校」は、近年のさらなる環境意識の高まりや、地域社会の要請を踏まえ、2013年に再構築した基本理念「一流の教育と感動」のもと、自然体験プログラムの拡充に取り組んでいく。「共生」に向けて、共に育ち、育てあう「共育」を新たなテーマとし、これまでの自然との共生を考えるきっかけづくりから、共生に向けて自ら理解し行動できる人材の育成を図ることを目的に、自然体験型環境教育を強化するなど、社会貢献活動の新たなステップを踏み出していく。
「トヨタ白川郷自然學校」の概要は以下のとおり。
運営:NPO法人 白川郷自然共生フォーラム(理事長渡邉浩之:トヨタ自動車 顧問)
学校所在地:岐阜県大野郡白川村馬狩(まがり)223
施設概要:敷地面積:約172ha(52万坪)建設面積:約4.5ha
センターハウス(エントランス、ロビー、ショップ、レストラン、事務室)
セミナーハウス(催事ホール、研修室、モノづくり工房、ビジターホール)
ゲストハウス(宿泊棟:約100名宿泊可)
その他(浴室棟温泉、露天風呂)
學校長:山田俊行
対象:個人・家族・団体(企業研修/ゼミ/学校等)
プログラム:ショートプログラム(1時間)~長期滞在向きまで、季節ごとの多彩なプログラムを用意。
参加者の要望に応じた研修プラン等の組立ても可。
「自然環境の中で楽しむプログラム」
各種こどもキャンプ、インタープリテーションツアー、トレッキングツアー等
「環境問題について学ぶプログラム」等