トヨタ自動車、メセナ アワード2014「文化庁長官賞」を受賞
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2014/10/09
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「トヨタ青少年オーケストラキャンプ」が、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する「メセナ アワード2014」において、特別賞「文化庁長官賞」を受賞したと発表した。
トヨタ青少年オーケストラキャンプは、音楽を通して将来を担う青少年の育成を目的に、1985年より(公社)日本アマチュアオーケストラ連盟と連携して開催する3泊4日の音楽合宿研修である。同キャンプは「自分たち自身の手による運営」を特徴としており演奏技術の習得のみならず、参加者によって構成される運営委員会が、研修の企画・準備・運営についても自主的に進めている。その研修成果は所属オーケストラに持ち帰られ、全国各地の音楽活動に活かされている。
今回の受賞は、公益社団法人との連携により、全国的にアマチュアオーケストラを支援すると共に、こうした支援活動を通じて、地域文化の振興や国民の文化創造活動への参画に寄与していること、音楽を通して地域文化の担い手となる次世代を育成していることなどが評価されたものである。
同賞を受賞したことに対し、トヨタの豊田章男社長は「文化庁長官賞という栄誉ある賞をいただいたことに対し、厚く御礼申し上げます。今回の受賞は、日本アマチュアオーケストラ連盟をはじめ、トヨタ青少年オーケストラキャンプを支えてこられた関係者の皆様の30年間におよぶ地道な活動が評価されたものだと受け止めており、大変嬉しく思っております」と述べた。
なお、トヨタは音楽を通した地域文化の振興、次世代育成を目的に、今後も活動に取り組んでいく。
<ご参考>メセナ アワード
・公益社団法人企業メセナ協議会が文化的に豊かな社会、地域づくりに対する一般の関心を高め、それらに取り組む企業・企業財団への理解促進を目指し、1991年に創設した顕彰制度。
・2013年度に実施された企業や企業財団のメセナ活動の中で、芸術文化の向上・普及への貢献度、地域文化の醸成、企業の主体性・独自性、活動の発展性・革新性・継続性などの観点より評価し、優れた活動を表彰。
・本年度は102件の応募の中から、外部の有識者により優秀企業を選考。メセナ大賞、文化庁長官賞のほか、評価された点が名称に反映されるメセナ各賞など、計7賞あり。トヨタは今回で7回目の受賞。