スズキ初! 自社ブランドの輸入車
スイフトゆずりの走行性能と欧州生まれのデザインが魅力

スズキ スプラッシュ|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のラグーンターコイズメタリック2のほか、スプラッシュグリーンメタリックやカシミールブルーメタリック4など、全6色が用意されている

コンセプト
欧州で高い評価を獲得している
世界基準のトールコンパクト

「ワールドワイド・トールコンパクト」をコンセプトに開発された新型車スプラッシュは、ハンガリーのマジャールスズキ社で生産される正真正銘の自社ブランド輸入車。すでにヨーロッパではハンガリーを始め各国で販売され、高い評価を獲得しているという。
世界で通用する「デザイン」「パッケージ」「走行性能」「安全性能」が目指されたスプラッシュは、スイフトのプラットフォームを基にコンパクトなボディながら十分な広さの室内が実現されている。さらに徹底的なチューニングが施された専用開発のコンチネンタル社製タイヤが装着されるなど、高い走行性能が与えられている点も特徴だ。

バリエーション
実用的な1.2Lエンジンに
滑らかなCVTが組み合わされる

新型車スプラッシュのグレードは、5ドアボディに2WD(FF)の1グレードのみ。したがってエンジンも1種類で、VVTを備え、最高出力88ps、最大トルク11.9kg-mを発揮する1.2L直4DOHCが搭載されている。組み合わされるミッションはCVTで、滑らかな走りはもちろん、優れた燃費性能の獲得にも貢献。10・15モード燃費18.6km/Lが達成されるとともに、平成17年排出ガス基準75%低減レベルおよび平成22年度燃費基準+15%も取得し、グリーン税制に適合されている。
また、全席に3点式シートベルト&ヘッドレストが標準装備され、さらに頭部衝撃軽減構造インテリア、6エアバッグ、ブレーキアシスト&EBD付ABSが採用されるなど、安全性も高い。加えて歩行者と接触してしまった時、歩行者のダメージを軽減する歩行者傷害軽減ボディが採用され、ユーロNCAPで3スターを獲得している点も注目だ。
価格は123万9000円となっている。

内外装
空力特性を追求したフォルムに
広く使いやすいインテリデザインを採用

立体的なフロントノーズと力強いフェンダー、大型のリアコンビランプが組み合わされたエクステリアは、ヨーロッパのコンパクトカーとしての存在感が目指された。一方インテリアはオーバル(楕円)がデザインモチーフに採用され、ルームミラーやエアコンの吹き出し口、さらにはインパネのシボまでにそれが活かされ、シンプルながら特徴的なデザインとなっている。さらに、室内各所に収納ポケットが配置され、6:4分割可倒式が採用されたリアシートにより、用途に合わせたシートアレンジが可能となっているなど、使い勝手も十分だ。
室内長×室内幅×室内高は1850×1375×1240mmで、スイフトと比べて高さ方向に余裕がある。しかもシートを高めに設置することで見晴らしの良い視界が確保され、ヘッドクリアランスと開放感も高い。
POINT
1個性的なリアコンビランプが
存在感あるリアビューを演出
スズキ スプラッシュ リアスタイル|ニューモデル速報
2オーバルをモチーフに採用し
使いやすさと個性を両立
スズキ スプラッシュ インパネ|ニューモデル速報
3高めのシート配置で視界良好
ヘッドクリアランスも十分
スズキ スプラッシュ シート|ニューモデル速報
4トルク重視のセッティングに
VVT搭載で力強い走りと低燃費を実現
スズキ スプラッシュ エンジン|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード スプラッシュ
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3715×1680×1590
ホイールベース(mm) 2360
車両重量(kg) 1050
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1242
最高出力[kW(ps)rpm] 65(88)/5600
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 117(11.9)/4400
10・15モード燃費(km/L) 18.6
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/45
車両本体価格(万円) 123.9
■発表日:平成20年10月21日 ■取り扱い:スズキ店、アリーナ店