新開発のエンジン&CVTを搭載し
動力性能にさらなる磨きをかけた

ホンダ フィット
↑ルーフからノーズへ流れるようなラインでも前傾姿勢を表現。RSは専用のグリル、バンパー、リアコンビランプ、黒内装が採用される

コンセプト
全てがさらに進化したネクストニュースモール

センタータンクレイアウトを採用、世界で200万台の累計販売台数を達成した大ヒットモデルの2代目がついに登場した。ネクストニュースモールを標榜し、走りと燃費、パッケージング、使い勝手はさらに進化。一回り大きくなったボディは、前傾姿勢で広さや爽快さを感じさせている。新型i-VTECエンジンやトルクコンバーター付き新型CVTにより、実用燃費は向上させつつ出力を向上させ、爽快な走りも手に入れた。室内は使い勝手だけでなく、ガラスエリアの拡大や使用する素材にもこだり、快適性が向上している。

バリエーション
燃費と走りを両立した新開発のエンジン+CVT

ラインナップは1.3Lエンジンを搭載するGとL、1.5LのRS。2WDはCVT、4WDは燃費向上技術が投入された5AT。RSには5MTも用意された。なおRSは専用シャーシを採用、サスペンションセッティングも専用となるスポーティグレードとなる。2種類の新エンジンは給排気効率から見直され、ハイレシオ化を果たした新CVTやクリープ制御システムなどが組み合わさったことで、低速から高速まで快適な走りと実用燃費の向上が図られた。

内外装
徹底的にこだわられたフォワードキャビン

ボディの剛性は大幅に向上。デザインではAピラーを前方に、厚みのあるバンパーが中央に向けて絞り込まれるなど、フォワードキャビンであることが表現されている。室内はホイールベース拡大やレイアウトの工夫などでさらに広くなり、素材や加工は上質感のあるものに。また立体化されたメーターなどでスポーティさも表現されている。シートやラゲージのアレンジはさらに使いやすくなり、特にラゲージはスペアタイヤが無くなって床下スペースまで使えることで、3パターンに使い分けることが可能だ。
POINT

[1]前傾姿勢にこだわった
    高剛性ボディをもつ外観
ホンダ フィット リアスタイル
[2]スポーティーさを主張する
    立体化されたメーター類
ホンダ フィット インパネ
[3]広く爽快な室内空間は
   ウルトラシートも採用
ホンダ フィット 後席
[4]新開発パワーユニットで
    実用燃費と走りを向上
ホンダ フィット エンジン


グレード 1.3G 1.3L 1.5RS 1.3G 1.3L 1.5RS
駆動方式 2WD(FF) 4WD
トランスミッション CVT MT 5AT
全長×全幅×全高(mm) 3900×1695×1525 3900×1695×1550
ホイールベース(mm) 2500
車両重量(kg) 1010 1030 1080 1050 1140 1160
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4SOHC
総排気量(cc) 1339 1496 1339 1496
最高出力[kW(ps)rpm] 73(100)/6000 88(120)/6600 73(100)/6000 88(120)/6600
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 127(13.0)/4800 145(14.8)/4800 127(13.0)/4800 145(14.8)/4800
10・15モード燃費(km/L) 24.0 21.5 19.6 17.2 17.0 16.2
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/42
車両本体価格(万円) 119.7 134.4 157.5 178.5 140.7 155.4 178.5
発表日:平成19年10月18日 取り扱い:ホンダカーズ