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ホンダのハイト系軽ワゴンとして、スズキ ワゴンRなど、強豪ひしめくマーケットで激戦を繰り広げるライフおよび、そのスポーティ版、ライフDIVAにマイナーチェンジが施された。

最大の変更点はフロントマスク。ライフはクロームをアクセントとしたラジエターグリルが、ライフDIVAは、全面的にダーククローム化されたラジエターグリルが備えられた。ライフは上質さを、ライフDIVAはより精悍な印象を与えることが目的だという。インテリアでは、常時点灯3眼メーターが新たに採用された。センターパネルなど、内装の質感も向上している。

個別に変更箇所を見ていくと、ライフではヘッドライトがプロジェクタータイプに改められ、視認性の向上を実現。ウォッシャー付リアワイパーとフロントシートアームレストが標準装備されるなど、使い勝手も見直されている。また、スムーズな駐車を支援するHondaスマートパーキングアシストシステムの車速設定などが見直され、より使いやすくなっている。

DIVAは、ヘッドライトをプロジェクター式のディスチャージタイプに変更。質感を高めたピアノブラック調ワイドセンターパネルとブルーイルミネーション付きの常時点灯3眼メーターなどにより、内装のクオリティがアップした。シートも専用のスポーツタイプが与えられている。また、ドアミラーウインカーが標準装備された。

なおこの変更を機に、オプションでリアカメラや照明付きオーディオリモートコントロールスイッチなどを装備した、ナビ装着用スペシャルパッケージが新たに設定されている。

価格はエントリーグレード「C」のFFが95万5000円。最上級グレード「DIVA ターボスマートスタイル」の4WDが160万9000円。いずれも小幅な価格上昇になっている。