3.5L車は3.7Lに、AT車は新開発7ATになるなど、走行性能の向上が図られた

  • 日産 スカイライン|ニューモデル速報
  • 日産 スカイラインクーペ|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、新色クリスタルホワイトパールが追加され、セダンは全6色、クーペが全7色用意されている
新世代FR-Lプラットフォームを採用し、優れた走行性能から高い人気を誇るスカイラインおよびスカイラインクーペに大規模な一部改良が施された。

まずセダンの変更点では、3.5Lモデルがクーペと同じ3.7LV6DOHCエンジンに。VVELを備えたこのエンジンは、最高出力330ps、最大トルク36.8kg-mを発生する。組み合わされるミッションは、先日発表されたフェアレディZと同様のMTモード付7ATとなり、走行性能はもちろん燃費性能の向上が図られている。なお2.5Lモデルのエンジンとミッション(5AT)は従来どおりだ。
外装では、スクラッチシールドが全色に採用されるとともにクーペのドアミラーデザインを採用。内装では本アルミフィニッシャーの色味が変更され、後席中央上下調整式ヘッドレストの採用、ドアロアーソフトタッチ化などが実施された。
装備面では、インテリジェントエアコンシステム(250GT&250GT FOURを除く)やアクティブAFS、SRSカーテンエアバッグシステムなどが標準設定されている。

一方クーペは、3.7LV6エンジンはそのままに5ATモデルをセダンと同様の7ATに変更。従来どおり6MTモデルも用意されている。外装ではセダン同様、スクラッチシールドを全色に採用し、内装もドアグリップフィニッシャーの柄などが変更に。装備面ではインテリジェントエアコンシステム、プライバシーガラスなどが標準設定された。

価格は、セダンは従来モデルに対して10万5000円から21万円高で、250GTの289万8000円から370GTタイプSPの401万1000円まで。クーペは6MTモデルが9万4500高、7ATが13万6500円高で、370GTの383万2500円から370GTタイプSP(7AT)の460万9500円。
グレード 250GT 250GT FOURタイプP 370GTタイプSP クーペ370GTタイプS
駆動方式 2WD(FR) 4WD 2WD(FR)
トランスミッション 5AT 7AT 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4755×1770×1450 4755×1770×1465 4755×1770×1450 4655×1820×1390
ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg) 1570 1690 1640 1650
乗車定員(人) 5 4
エンジン種類 V6DOHC
総排気量(cc) 2495 3696
最高出力[kW(ps)rpm] 165(225)/6800 243(330)/7000 245(333)/7000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 263(26.8)/4800 361(36.8)/5200 363(37.0)/5200
10・15モード燃費(km/L) 11.2 10.0 9.7 9.4
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/80
車両本体価格(万円) 289.8 375.9 401.1 421.05
■発表日:平成20年12月2日 ■取り扱い:日産ディーラー