日産 マーチ【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: 日産の新型車
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2010/07/13
マーチらしさを継承しながら
燃費性能を大幅に向上させた4代目
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コンセプト
約28年にわたって、日産のボトムを支えてきたコンパクトハッチバック、マーチが約8年半ぶりにフルモデルチェンジを果たした。
従来型で人気を博した多彩なボディカラーや小回り性能、運転のしやすさはそのまま継承しながら、燃費性能の改善を見据えて新開発された1.2Lの3気筒DOHCエンジンを採用。全車にワイドな変速比幅をもつ、副変速機付きの新型エクストロニックCVTが組み合わされる。
10・15モード燃費はFFモデルで24km/L、4WDモデルでも20km/Lを達成。さらにFFモデルの上級グレードにはアイドリングストップ機構が組み込まれており、10・15モード燃費は26km/Lとなる。新型では、全モデルが75%のエコカー減税対象となっている。これらによって、コンセプトは「フレンドリー エコハッチバック」とされた。親密さと経済性の高さが追求されている。内外装
丸いヘッドランプやアーチを描くサイドウインドウなど、エクステリアデザインは、マーチらしさが継承された。新型の特徴としては、運転時に車両感覚をつかみやすくするためのフロントフェンダーの盛り上がりや、タイヤをボディ四隅に寄せたデザインなどにより、キビキビ感を演出。
ウエストライン下のふくらんだキャラクターラインは、しっかりとした守られ感を演出したものだという。また後端でわずかに跳ね上げられた流線形のルーフラインは、後方へ流れる空気を最適に整流し、空気抵抗を抑えるための工夫だ。ルーフラインが延ばされたことで、後席の居住性にも貢献しているという。
インテリアは、センタークラスターを挟んで、運転席側のメーターナセルや助手席ダッシュボードに丸みを与えたツインバブル形状が特徴。これは守られ感を狙ったものだという。上級グレードはツートーンカラーとなっており、ファッショナブルさ、開放感などが演出されている。
パッケージングにも工夫が施されており、運転席は先代モデルより10mm上げられたことで、見晴らしの良さや乗降性が向上した。フロントウインドウも上下・左右ともに拡大されており、停止線で止まっても頭上の信号が確認しやすくなっている。後席の居住性もニールーム、ヘッドルームともに広げられた。キャビンの広さはクラストップだとメーカーは謳っている。バリエーション
前述のとおり、パワートレインは全モデル共通。ベースグレードの12Sにはアイドリングストップ機構が備わらないが、EBDやABS、リアワイパーといった安全にかかわる装備に抜かりはない。12Xはインテリジェントキーやドアロック連動自動格納機能付きドアミラーが備わる中間グレード。最上級の12Gでは、オートエアコンがプラスされる。12Sと12GはFFのほかに、4WDも選択が可能。
12Gのメーター内ディスプレイがユニークだ。半ドアやパーキングブレーキのかけ忘れなどを知らせるウォーニングランプもちろん、縦列駐車や駐車時などで、タイヤの向きを教えてくれるタイヤアングルインジケーター機能や誕生日などをお祝いしてくれるアニバーサリー表示なども備わっている。
先代に用意されたオーテックによるドレスアップモデル、ボレロも用意される。こちらは、メッシュ状の大型グリルや専用バンパー、ワインカラーのシート地およびフィニッシャーなど素のマーチより抑えめで上品な内外装となっている。また、助手席回転シートを採用したライフケアビークル、アンシャンテも2011年1月に登場の予定だ。
価格はエントリーグレード、12Sの99万9600円から、4WDモデルの12G FOURの164万4300円まで。アイドリングストップを備えるFFの12Gは146万8950円となる。
↑ボディカラーは写真のスプリンググリーンを含む全9色
コンセプト
1.2Lの3気筒エンジンは
ガソリン車最高水準の燃費性能
約28年にわたって、日産のボトムを支えてきたコンパクトハッチバック、マーチが約8年半ぶりにフルモデルチェンジを果たした。従来型で人気を博した多彩なボディカラーや小回り性能、運転のしやすさはそのまま継承しながら、燃費性能の改善を見据えて新開発された1.2Lの3気筒DOHCエンジンを採用。全車にワイドな変速比幅をもつ、副変速機付きの新型エクストロニックCVTが組み合わされる。
10・15モード燃費はFFモデルで24km/L、4WDモデルでも20km/Lを達成。さらにFFモデルの上級グレードにはアイドリングストップ機構が組み込まれており、10・15モード燃費は26km/Lとなる。新型では、全モデルが75%のエコカー減税対象となっている。これらによって、コンセプトは「フレンドリー エコハッチバック」とされた。親密さと経済性の高さが追求されている。
内外装
マーチらしさが継承されたエクステリア
室内は曲線主体で守られ感を演出
丸いヘッドランプやアーチを描くサイドウインドウなど、エクステリアデザインは、マーチらしさが継承された。新型の特徴としては、運転時に車両感覚をつかみやすくするためのフロントフェンダーの盛り上がりや、タイヤをボディ四隅に寄せたデザインなどにより、キビキビ感を演出。ウエストライン下のふくらんだキャラクターラインは、しっかりとした守られ感を演出したものだという。また後端でわずかに跳ね上げられた流線形のルーフラインは、後方へ流れる空気を最適に整流し、空気抵抗を抑えるための工夫だ。ルーフラインが延ばされたことで、後席の居住性にも貢献しているという。
インテリアは、センタークラスターを挟んで、運転席側のメーターナセルや助手席ダッシュボードに丸みを与えたツインバブル形状が特徴。これは守られ感を狙ったものだという。上級グレードはツートーンカラーとなっており、ファッショナブルさ、開放感などが演出されている。
パッケージングにも工夫が施されており、運転席は先代モデルより10mm上げられたことで、見晴らしの良さや乗降性が向上した。フロントウインドウも上下・左右ともに拡大されており、停止線で止まっても頭上の信号が確認しやすくなっている。後席の居住性もニールーム、ヘッドルームともに広げられた。キャビンの広さはクラストップだとメーカーは謳っている。
バリエーション
ベースグレードでも装備は充実
オーテック版のボレロもラインナップ
前述のとおり、パワートレインは全モデル共通。ベースグレードの12Sにはアイドリングストップ機構が備わらないが、EBDやABS、リアワイパーといった安全にかかわる装備に抜かりはない。12Xはインテリジェントキーやドアロック連動自動格納機能付きドアミラーが備わる中間グレード。最上級の12Gでは、オートエアコンがプラスされる。12Sと12GはFFのほかに、4WDも選択が可能。12Gのメーター内ディスプレイがユニークだ。半ドアやパーキングブレーキのかけ忘れなどを知らせるウォーニングランプもちろん、縦列駐車や駐車時などで、タイヤの向きを教えてくれるタイヤアングルインジケーター機能や誕生日などをお祝いしてくれるアニバーサリー表示なども備わっている。
先代に用意されたオーテックによるドレスアップモデル、ボレロも用意される。こちらは、メッシュ状の大型グリルや専用バンパー、ワインカラーのシート地およびフィニッシャーなど素のマーチより抑えめで上品な内外装となっている。また、助手席回転シートを採用したライフケアビークル、アンシャンテも2011年1月に登場の予定だ。
価格はエントリーグレード、12Sの99万9600円から、4WDモデルの12G FOURの164万4300円まで。アイドリングストップを備えるFFの12Gは146万8950円となる。
POINT
1
キックアップされたルーフ後端
空力と後席の居住性に貢献
2
守られ感を演出する
ツインバブル形状のインパネ
3
クラストップの室内空間
前後席ともに居住性が向上
4
燃費性能に優れる
新開発となる1.2Lの直3エンジン
SPECIFICATIONS
グレード | 12S | 12X FOUR | 12G |
駆動方式 | FF | 4WD | FF |
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 3780×1665×1515 | 3780×1665×1525 | 3780×1665×1515 |
ホイールベース(mm) | 2450 | ||
車両重量(kg) | 940 | 1030 | 960 |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直3DOHC | ||
総排気量(cc) | 1198 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 58(79)/6000 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 106(10.8)/4400 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 24.0 | 20.0 | 26.0 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/41 | ||
車両本体価格(万円) | 99.96 | 140.49 | 146.895 |
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