マクラーレン P1【新型車】|ニューモデル速報

世界最高峰の自動車レース、F1でお馴染みのマクラーレンから超ド級のスーパーカー、P1が発売された。0-100km/h加速3秒以下、「億」に手が届きそうな価格など、何もかもが破格なモデルだ

ポールポジションを目指すスーパースポーツ

F1の技術をフィードバック

P1とは、ポジション1、つまりポールポジションを意味する。レースの世界に限らず市販モデルでもポールポジションを取るという思いが込められている。デリバリーの開始がマクラーレン設立50週年を迎える2013年9月からというのも意気込みを感じさせる。

F1で初めてカーボンモノコックボディを採用した(1981年のMP4/1)マクラーレンがその粋を注ぎ込んだボディは、カーボンファイバー製のモノケージを採用。屋根および下部構造、エアインテーク部、バッテリーおよび電源ハウジングなど、その重さはわずか90㎏。軽量化に大きく貢献している。

他にもF1で培ってきた技術が盛り込まれている。リアウイングはF1のDRS(ドラッグリダクションシステム)同様に可変式を採用。同様に昨今レースを盛り上げるエネルギー回生システム「KERS」の技術も用いられた。つまり、モーターを搭載するハイブリッドカーでもあるのだ。二酸化炭素の排出量は200g/km未満と環境性能も高い。

また、現在のF1では禁止とされたアクティブサスペンション技術なども採用され、この規格外のスーパーカーのハイパフォーマンスにひと役買っている。

エンジニアリングと美しさの融合

エクステリアでは、エンジニアリング主導の機能を重視したデザインでありながら、美しさも追求されている。空力性能も高く、最大600kgというダウンフォースを発生させるという。また、エンジンをはじめとするメカニカルパーツをコンパクトに収めるシュリックラップデザインにより、ミッドシップとは思えない低いリアデッキを実現した。

インテリアは、戦闘機のコクピットをイメージしたデザインを採用。横幅よりも縦幅が長いフロントガラスを用いるなど、広い視界を確保している。

3.8Lツインターボ+ハイブリッド

パワートレインは、最高出力737ps/最大トルク720N・mを発生する3.8LのV8ツインターボに、同176ps/130N・mを発生する電気モーターが組み合わされている。燃費向上のためというよりは、トルクを上乗せするためにモーターを活用し、組み合わされるトランスミッションは、マクラーレン MP4-12Cからアップデートされた7速ツインクラッチ方式となる。

モノグレード展開で、価格は9661万5000円。

流麗なシルエットでミッドシップとは思えない低いリアデッキも特徴的

流麗なシルエットでミッドシップとは思えない低いリアデッキも特徴的

カーボン“調”加飾ではない本物のカーボンを使用

カーボン“調”加飾ではない本物のカーボンを使用

F1のDRS技術をフィードバック。高いダウンフォースを発生させる

F1のDRS技術をフィードバック。高いダウンフォースを発生させる

パワートレインは3.8Lツインターボ+モーター

パワートレインは3.8Lツインターボ+モーター

グレード P1
駆動方式 MR
トランスミッション 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4588×1946×1188
ホイールベース(mm) 2670
車両重量(kg) 1395
乗車定員(人) 2
エンジン種類 V8DOHC+ターボ+モーター
総排気量(cc) 3799
最高出力[ps/rpm] 737/7500+179
最大トルク[N・m/rpm] 720/4000+260
JC08モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) -
車両本体価格(万円) 9661.5
■発表日:平成25年5月28日 ■取り扱い:マクラーレン・オートモーティブ 正規販売代理店