アウディ A6【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: アウディの新型車
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2011/08/24
軽量化ボディと新世代クワトロシステムを搭載
アッパーミディアムクラスの新基準が目指された
↑ボディカラーは写真のアイスシルバー・メタリックを含む全11色
コンセプト
先進的な技術と環境性能に
アウディならではのスポーティドライブを融合
アウディのプレミアムアッパーミディアムサルーンのA6が、6年ぶりに4代目へとフルモデルチェンジを果たした。“Innovation Leader Through Progress Technology(イノベーション・リーダー・スルー・プログレス・テクノロジー)”をコンセプトに、軽量化したボディや新世代クワトロシステムといった「イノベーティブな技術」と、FSI/TFSI エンジンやスタート・ストップシステムの搭載による「環境性能とスポーティドライブ」との融合が目指されている。新型のモノコックボディは、軽量なアルミ素材を全体の20%以上に使用することで、安全性と快適性のさらなる向上を実現。アルミニウムとスチールを組み合わせるハイブリッド構造により、ボディ剛性は飛躍的に進化し、ハンドリングや衝突安全性の向上に大きく寄与しているという。また、フルタイム4WDシステムのクワトロは、新世代のクラウンギア式センターデフを採用。さまざまな条件下で安定した走行の実現が目指されている。
内外装
さまざまな要素をエモ-ショナルに融合
レザーやウッドなど、高級素材が施される
エクステリアは一目でアウディと分かるアイデンティティと強い存在感が特徴的で、静止状態でも俊敏さを醸し出すスポーティかつエレガントなデザインが与えられた。リアはディフューザーと台形デザインのLED テールライトの採用によりスポーティ性が強調された。プレステージ性と機能性、エモーショナルなデザインの融合がコンセプト。インテリアは、ザーやウッドなど高級素材に包まれる。エクステリア同様に、LEDによるインテリアアンビエンスライトが全車に採用された。独自のインターフェイス、MMIは新世代のタッチパッド付きのMMI タッチに進化。オーディオはBOSE製のサラウンドシステムが標準装備。オプションでバング&オルフセンアドバンスドサウンドシステムも用意される。
バリエーション
エンジンは2.6Lと3Lの2種類
全車クワトロ(4WD)仕様となる
エンジンは2.8LのV6 FSI と3LのV6+スーパーチャージャー TFSI の2 種類で、いずれのエンジンもトランスミッションには7速Sトロニックが組み合わされる。全車にスタート・ストップシステム(アイドリングストップ機構)、エネルギー回生システムを採用。駆動方式は最新式のクラウンギアを採用する最新世代のクワトロ(4WD)仕様となっている。この4WDシステムにはトルクベクタリングシステム(インテリジェントブレーキマネジメントシステム)が組み合わされ、スポーティかつ安全な走行が可能となっている。価格は2.8Lエンジンを搭載する2.8 FSI クワトロの610万円から、3L+スーパーチャージャーエンジンの3.0 TFSI quattroの835万円までとなっている。
POINT
1
スポーティかつエレガント
さらにダイナミズムも加味
2
ウッドやレザーなど
室内の装備には贅が尽くされた
3
前後灯火類同様に
LEDライトは室内にも施される
4
アルミニウムとスチールによる
ハイブリッド構造の軽量ボディ
SPECIFICATIONS
グレード | A6 2.8 FSI quattro | A6 3.0 TFSI quattro | |
駆動方式 | 4WD | ||
トランスミッション | 7AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4930×1875×1465 | ||
ホイールベース(mm) | 2910 | ||
車両重量(kg) | 1790 | 1850 | |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | V6DOHC | V6DOHC+スーパーチャージャー | |
総排気量(cc) | 2772 | 2994 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 150(204)/5250-6500 | 220(300)/5250-6500 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 280(28.6)/3000-5000 | 440(44.9)/2900-4500 | |
10・15モード燃費(km/L) | 11.0 | 10.2 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/65 | ||
車両本体価格(万円) | 610.0 | 835.0 |
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