▲くつろぎ空間をもつ箱型「トヨタ カローラルミオン」 ▲くつろぎ空間をもつ箱型「トヨタ カローラルミオン」

ひと味違った「カクカク車」

「自分用に買うなら四角いスタイルの車が良い……」そんなぼんやりした理想を描いている方、いらっしゃいませんか?

四角い車といえば、若者向けの「ワル」っぽさを主張した『トヨタ bB(初代)』や、絶大な人気を誇る軽SUV『スズキ ハスラー(現行型)』、女性に人気の『日産 キューブ(現行型)』などが代表的ですよね。四角いデザインに魅力を感じることはもちろん、とにかく広くてスペースの隅々まで活用できるというユーティリティ面のメリットに引かれる方もいらっしゃるでしょう。しかし、先に挙げた候補だと「ワル」すぎるか「ポップ」すぎてしまう……かといって、ミニバンや本格SUVは大きすぎる……。もし、そんなお悩みをお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひ『トヨタ カローラルミオン』をオススメさせてください。この車、まさに“ちょうどいい”カクカク車なんです。

カローラルミオンとは?

カローラルミオンの登場は2007年10月。見てのとおり、四角い箱型のスタイルをアピールポイントとして注目を集めた1台です。では、この車のどういったところが「ちょうどいい」のでしょうか?

例えば、初代bBなど多くのカクカク車にある箱が2段重なったようなフロントフェイス。カローラルミオンの場合、角が取れたようなちょっとだけ丸みを帯びた形状になっています。フロントライトも、ハスラーのような丸いポップな形状ではなく、ゆるやかな台形のような、でもちょっとつり目のようなデザイン。そして、ボディカラーは、ハスラーほどポップでもなく、キューブほどゆるふわでもなく、bBほどワルでもない、ちょっとシックでダークな色がラインナップ。さらには、初代bBなどにも装備されている天井のイルミネーションランプが、カローラルミオンだと少し大人な雰囲気になっているんです。もちろん、これらは個人に寄った主観になりますが、「ちょうどいい」ラインをついていると思うんです。伝わりますでしょうか?

▲天井のランプ。ちょっと大人な雰囲気じゃないでしょうか? ▲天井のランプ。ちょっと大人な雰囲気じゃないでしょうか?

「今さら」かもしれませんが……

さて、このカローラルミオンですが、知っている方からすると「今さら!?」というモデルかもしれません。しかし、昨年末に新車販売も終了し相場が落ちた「今さら」、このモデルが買いなんです。

ちなみに、エンジンのラインナップは、直4の1.5Lと1.8Lの2種類。流通しているモデルの約6割強が1.5Lですが、3ナンバーサイズの割に車両重量は1300kg前後と軽めなので、1.5Lを選んでもさほど不便を感じることはないはず。MT感覚の操作が楽しめる7速シーケンシャルやパドルシフトが採用されているグレードもあります。編集部のオススメチョイスは、ちょっとだけ“ワル”寄りのエアロツアラー系。排気量に関わらず、総額100万円以下でゲットできれば、お得度&満足度ともに高いと言えるでしょう。

もし、「ちょうどいい」四角い車をお探しでしたら、ぜひチェックしてみてください!

▲リアから見ても、「ちょうどいい」水平・垂直基調の箱型シルエット▲リアから見ても、「ちょうどいい」水平・垂直基調の箱型シルエット
text/編集部
photo/トヨタ