▲レクサスといえば言わずと知れた高級ブランドですが、そのラインナップの中でいちばんお手頃なモデルとなるのがCT。全車ハイブリッド仕様となっているのが特徴です ▲レクサスといえば言わずと知れた高級ブランドですが、そのラインナップの中でいちばんお手頃なモデルとなるのがCT。全車ハイブリッド仕様となっているのが特徴です

走行少な目で狙えるベーシックグレードをチェック

この1年で20万円ほど平均価格が下落したレクサス CT。レクサスブランドの中でエントリーモデルとなる5人乗りのハッチバックタイプです。

ハイブリッド車が欲しいけれど、アクアやプリウスでは質感などが少し物足りない……という方にうってつけのモデルなのがこのCT。CTの登場は2011年1月ですので、デビュー直後の2011年式が2度目の車検を迎える時期にきていることから物件数が増加しており、平均価格の下落につながっています。

もちろんそうした初期モデルは中古車の中でも最も安い価格帯となりますので、少しでも安い費用でCTが欲しいという方には狙い目です。

2011年式を狙う場合は総額200万円!……と言いたいところなのですが、実際には走行距離5万km以下が狙える230万円くらいを予算の目安にしてはいかがでしょうか。1年間の走行距離を1万km以内、つまり走行距離が5万kmまでの車に絞って探すことで、程度の良い物件に出会える確率がぐっと上がります。

総額230万円で走行距離5万km程度の物件を探す場合、グレードは最もベーシックな200hが多数派となります。ベースグレードといってもそこはレクサス、パネルまわりの質感や走りなどには高級ブランドならではの良さがあります。

また、数は減りますが同じ総額230万円以内で上級グレードを狙うという選択肢もあります。この場合、走行距離は約7~8万kmと若干延びることになりますが、ひとつ上のバージョンC(高速道路などで便利なクルーズコントロールが標準装備)や、専用サスペンションなどを備えた走り重視のFスポーツも射程に入れることができます。

▲HDDナビにバックモニター、ETCが標準装備なことに加え、スマートフォンを置くのに便利なホルダー(本来はポータブルオーディオプレイヤー用ですが)が全車に装備されているのもうれしいところ ▲HDDナビにバックモニター、ETCが標準装備なことに加え、スマートフォンを置くのに便利なホルダー(本来はポータブルオーディオプレイヤー用ですが)が全車に装備されているのもうれしいところ
▲搭載されるのは1.8Lエンジン+モーター。登場時で30.4km/L(200h、JC08モード)という低燃費を誇ります。同じクラスの欧州車と異なり、レギュラーガソリン仕様なのもメリットです。 ▲搭載されるのは1.8Lエンジン+モーター。登場時で30.4km/L(200h、JC08モード)という低燃費を誇ります。同じクラスの欧州車と異なり、レギュラーガソリン仕様なのもメリットです。
text/若菜乱太郎(編集部)
photo/トヨタ自動車、篠原晃一