第62回 トヨタ アベンシスワゴン(絶版) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
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2009/01/16
■ヨーロッパ生まれのお買い得なトヨタ車!?
ここのところ、自動車業界のみならず、世の中は悲観的なニュースばかり。しかしこんな時だからこそ、前を向きたいものです。なのでというワケではないのですが、今回はフランス語の「AVANCER(前に進む)」からの造語で、「AVENSIS」と名づけられたトヨタアベンシスワゴンをご紹介します。
このアベンシスワゴン、トヨタ車なのにトヨタ車っぽくないデザインだと思いませんか? もっと言えば、国産っぽくないと思いません? それもそのはず、アベンシスワゴンはデザイン、チューニング、テストといった開発のすべてを欧州で行い、生産まで欧州というこだわりよう。一言で言えば、欧州生まれのトヨタ車ということになるのです。
しかも欧州市場におけるトヨタのフラッグシップモデルとして専用開発されただけに、サイズはミドルクラスでも、お金のかけ方はトップクラス。一番安いグレードでも249.9万円~という価格で販売されていました。
■狙うなら新車時の1/3でも手に入れられるMC後のモデルを!
エンジンは、発売当初は2Lの直4DOHCのみでしたが、2005年の9月に同じく直4DOHCの2.4Lエンジンがラインナップに加わっています。ミッションは2Lが4AT、2.4Lが5ATで、4WDは2Lのみの設定です。
ワゴンとなれば気になるのは使い勝手ですが、リアシートはもちろん6:4の分割可倒式。後席を倒せば広大でフラットなスペースが広がります。トノカバーやパーテーションネットなども装備しているので、利便性も上々です。
さてさて、肝心の価格のお話にまいりましょう。現在もっとも安い物件は、なんと49万円で売られています。ただし、2桁万円の物件は、4ATの2Lモデルや走行距離の多めな物件が中心。少しでも安く、という考えならこれらを買うのももちろん正解ですが、オススメは2.4Lエンジンと5ATを搭載した2005年9月以降の物件です。
これらは登場から3年が経過し、1回目の車検で手放した人が多いことから、タマ数が豊富で、初期モデルと比べてさほど価格の開きがないのです。100万円ちょっとの予算で走行5万km以下、修復歴なしの物件が狙えます。元値は300万~350万円なので、1/3程度で狙うことができると考えたら、かなりオトクだと思いませんか?
ここのところ、自動車業界のみならず、世の中は悲観的なニュースばかり。しかしこんな時だからこそ、前を向きたいものです。なのでというワケではないのですが、今回はフランス語の「AVANCER(前に進む)」からの造語で、「AVENSIS」と名づけられたトヨタアベンシスワゴンをご紹介します。
このアベンシスワゴン、トヨタ車なのにトヨタ車っぽくないデザインだと思いませんか? もっと言えば、国産っぽくないと思いません? それもそのはず、アベンシスワゴンはデザイン、チューニング、テストといった開発のすべてを欧州で行い、生産まで欧州というこだわりよう。一言で言えば、欧州生まれのトヨタ車ということになるのです。
↑欧州で開発から生産までが行われたアベンシスワゴン。トヨタ車ではあるが、正真正銘の輸入車である。乗り味も欧州車らしくしっかりとしている(左右)
登場したのは2003年の10月。開発のテーマは「欧州車を超えるトヨタの欧州車」。なんだか意味がよくわかりませんが、これは欧州の味やスタイル、そして日本のキメ細かな完成度の高さなど、欧州と日本の良いところだけを融合させた車ということのようです。しかも欧州市場におけるトヨタのフラッグシップモデルとして専用開発されただけに、サイズはミドルクラスでも、お金のかけ方はトップクラス。一番安いグレードでも249.9万円~という価格で販売されていました。
■狙うなら新車時の1/3でも手に入れられるMC後のモデルを!
エンジンは、発売当初は2Lの直4DOHCのみでしたが、2005年の9月に同じく直4DOHCの2.4Lエンジンがラインナップに加わっています。ミッションは2Lが4AT、2.4Lが5ATで、4WDは2Lのみの設定です。
ワゴンとなれば気になるのは使い勝手ですが、リアシートはもちろん6:4の分割可倒式。後席を倒せば広大でフラットなスペースが広がります。トノカバーやパーテーションネットなども装備しているので、利便性も上々です。
↑華美に飾らないシンプルなインテリア(左) 分割可倒式リアシートなどワゴンとしてのツボは押さえる(中) NCAPで5つ星を獲得するなど安全性も高い(右)
長々と紹介しちゃってますが、もう少しおつき合いください。欧州市場のフラッグシップとして開発されただけに、装備面の充実っぷりはスゴイのです。安全面ではニーエアバッグが装備され、機能面では左右独立して温度コントロールができるオートエアコン、自動防眩ECインナーミラー、雨滴感知式フロントオートワイパーなどが装備されているのです。これが全車に標準装備というのだから驚きです。さてさて、肝心の価格のお話にまいりましょう。現在もっとも安い物件は、なんと49万円で売られています。ただし、2桁万円の物件は、4ATの2Lモデルや走行距離の多めな物件が中心。少しでも安く、という考えならこれらを買うのももちろん正解ですが、オススメは2.4Lエンジンと5ATを搭載した2005年9月以降の物件です。
これらは登場から3年が経過し、1回目の車検で手放した人が多いことから、タマ数が豊富で、初期モデルと比べてさほど価格の開きがないのです。100万円ちょっとの予算で走行5万km以下、修復歴なしの物件が狙えます。元値は300万~350万円なので、1/3程度で狙うことができると考えたら、かなりオトクだと思いませんか?
Text/金子剛士
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