車名の“ノート”には「毎日をリズミカルに過ごせる車」という思いが込められた

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OVERVIEWモデル概要

子供にお金のかかる世代でも買いやすい価格設定に
エンジンを1機種に絞り(後に2機種を追加)、シートアレンジも簡素化してコストダウンを実現。子供にお金のかかる世代でも買いやすい価格とする一方で、ベビーカーの積みやすさや小物の収納しやすさなどにも配慮している。車名の“ノート”には“雑記帳”と同時に“音符”の意味もあり、「毎日をリズミカルに過ごせる車」という思いが込められた。

GRADE VARIATIONSグレードバリエーション

グレード名 トランスミッション ひと言解説
15S/15S FOUR CVT/4AT 前期モデルのベースグレード。人気装備を追加したVパッケージも設定された
15E/15E FOUR CVT/4AT 前期モデルの中間グレード。4WDは後輪をモーターで駆動するe-4WDとなる
15RX CVT 前・後期通じて設定されているスポーティさと上質感を両立した最上級グレード
15X /15X FOUR CVT/4AT 後期モデルのベースグレード。装備を簡略化したFパッケージもある
15G/15G FOUR CVT/4AT Xに撥水加工シートなど快適装備を充実させた中間グレード。後期から設定
15RS CVT 後期から設定されたスポーティグレード。14インチタイヤを標準装備。Uカー流通量は少ない
16X/16RZ 5MT 2008年10月に追加されたスポーティグレード。16RZはユーロサスペンションを採用

BUYER’S GUIDE購入アドバイス

購入時のチェックポイント
前オーナーの使い方を想像して
下見や試乗を行おう
幅広い層に好まれる車で、小さな子供を乗せていたり、運転に慣れていないオーナーに使われていた可能性がある。下見の際には、食べこぼしなどで内装が汚れていないか、ホイールを擦っていないかといった点に注目しよう。リコール情報として発表されているのは、CVTの不具合。対象車両の場合は、整備手帳で対策品と交換されているかをチェックしておけば安心。
狙い目グレード
HDDナビ搭載モデルが見つかりやすいのは
2008年式
マイナーチェンジとなる2008年を境に、中古車相場は大きく上昇する。予算を抑えたい人は、2007年式以前で探したい。特に、デビュー時とほぼ同等の相場である2006年式がオススメだ。グレードは流通量が最も豊富な15S Vパッケージが探しやすい。予算に限りがないというなら、低走行距離車が数多く揃う2008年式を。なかでもオススメは、15XプラスナビHDD。

RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究

日産ノートのライバル3モデルをピックアップ。
旧型イストやフィット、コルトプラスの現行型など使い勝手に優れたコンパクトカーが揃い踏みだ。
1.トヨタ イスト(旧型)
TOYOTA ist
2.ホンダ フィット(現行型)
HONDA FIT
3.三菱 コルトプラス(現行型)
MITSUBISHI COLT PLUS
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SUVライクな外観デザインと
モダンで上質な内装が人気
初代ヴィッツのプラットフォームを流用した5ドアハッチバック。塊感のある外観に、センターメーターやアルミ調パネルを採用した内装が特徴だ。エンジンは1.5Lと1.3Lで、ともに直4DOHC。全車4ATのみの設定で、1.5L車には4WDも用意されている。
広大な室内空間と
クラストップレベルの燃費を誇る
独自のセンタータンクレイアウトを採用し、広大な室内空間を与えられたフィットの2代目。Aピラーを前方に配置した前傾姿勢が、室内の広さや爽快さをイメージづけている。エンジンは新開発の直4SOHCで、24km/Lの好燃費を誇る1.3Lと120psを発生する1.5Lの2機を用意。
ユーティリティ性の高さが光る
コンパクトなステーションワゴン
三菱の主力コンパクトカー、コルトをベースとしたモデル。リアオーバーハングを約300mm延長し、ラゲージスペースを拡大して使い勝手を向上している。エンジンは1.5Lのみの設定で、ターボ搭載モデルも用意(2008年10月の一部改良時に廃止)。
狙い目グレード
1.3F Lエディション
中古車相場が高めの1.5L車よりも
充実装備が安く手に入る1.3L車を

特にパワフルさを求めるのでなければ1.3L車で十分。なかでも1.3F Lエディションは、2005年5月のマイチェンでキーを取り出さずに施錠&解錠ができるスマートドアロックリモコンを標準採用するなど、装備が充実している。後期型は全体の2割未満と少ないが、探す価値は大。
狙い目グレード
G Fパッケージ
人気を裏づける豊富な流通量!
しかし選択肢はそれほど広くない

登場から1年3カ月しかたっていないにもかかわらず、流通量は豊富。1.3Lのベーシックグレード、Gがその約7割を占めるため、他グレードは少々探しにくそうだ。Fパッケージは、電動格納式ドアミラーやセキュリティアラームなどがセットになっていて買い得感が高い。
狙い目グレード
1.5M
流通量が際立って少ないだけに
探すのには根気が必要そう

1.5Mは2005年11月から加わり、2005年11月以降はベリーに名称変更したグレード。どちらも全体的に物件数が少ない中では比較的探しやすい。特に1.5Mベースの特別仕様車、リラックスエディションはオートエアコンなど装備が充実している。
文:安藤 眞、ユニットクワトロ