日産 エクストレイル ▲グリル内部のデザインも変わる想定でセレナ風のマスクを予想してみたマイナーチェンジ版エクストレイル。ヘッドランプ下のダクトが存在しないだけでずいぶんと印象が違う気がする。はたして市販時にはどんな顔つきで現れるだろうか?

新型エクストレイルのマイナーチェンジ版が公道テストに?

国内発売後わずか数ヵ月で受注停止となったエクストレイルのオーダー受け付けが再開された。ただし、価格も改定されエントリーモデルは31万円以上値上げされ、約351万円に引き上げられた。その他グレードの税込み価格も15万円から28万円ほど上昇している。

そのエクストレイルのマイナーチェンジ版が公道テストに繰り出しているという。「発売されてからまだ1年も経過していないのに」と不思議に思う方もいるだろう。

実はグローバル市場で見るとこのデザインは国内発売より前の2020年6月にアンベールされ、すでに3年近くが経過している。
 

日産 エクストレイル▲国内発売後すぐにオーダーストップ。再開後に値上げと数奇な運命を背負っている現行モデル

マイチェン版の登場は当分先か

マイナーチェンジでリニューアルされるエクストレイルはどんなデザインに変わるのか? 引き続き、上下分割のランプ類は配されているが、下側のランプに沿って設けられているはずのダクトが見当たらない。

バンパー両側のエラの張った造形が見直され、ややマイルドな印象に変わるのかもしれない。フロントバンパーからは左右の太いバーが取り払われている可能性もある。

マイナーチェンジ版のエクストレイルは早ければ2023年内にも海外で発表されるだろう。国内ではバックオーダーが積み上がっているうえに現行モデルの受注が再開されたばかりなので、海外よりも遅れて登場する公算が大きい。

※2023年5月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年以降
■全長×全幅×全高:4660×1840×1720(mm)
■搭載エンジン:電気モーター+発電用1.5L 直3ターボ
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、日産自動車