「駆けぬける歓び」を受け継いだBMWのEVトップバッター【吉田由美の勝手にハピバ】#020BMW i3(初代)
カテゴリー: クルマ
タグ: BMW / i3 / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2023/02/22

こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
BMW i3(初代)を勝手にハッピーバースデー!
今回お祝いするのは2014年4月に発売 されたBMW i3(初代)です。

この子はBMWが打ち出した次世代ブランド「BMW i」シリーズのトップバッターとして登場した電動車。
しかも、BEVとレンジエクステンダーの2種類がラインアップされました。
日本で扱いやすいサイズ感やブルーを差し色に使ったデザイン、ユニークなフォルムで個人的にも大好きなモデルなんです。


特にレンジエクステンダーモデルは、EVの経済性とバッテリー残量が少なくなったときでも発電用エンジンがある安心感を兼ね備えているので、心配性な吉田由美的支持率高し!
広報車をヘビーローテーションでお借りしてました(笑) 。

私がi3に初めて出会ったのは2011年のフランクフルトモーターショー。
そのときは「i3コンセプト」としてプロトタイプモデルがお披露目され、2年後の2013年のフランクフルトモーターショーのときに、市販車を世界初公開されました。
いいな~と思っても、私の場合は買い替えタイミングが合わなければ愛車とまでは至らず「いいな」止まり。特に、私のような1台持ちだとなおさら難しいんですよね。
もちろん、こちらへも行ってます(笑)!

そのとき、私が注目したのが内装に自然由来の素材を採用したところです。
シートはペットボトルのリサイクル素材、インパネにはユーカリ、ダッシュボードに天然のケナフなどが使用されています。


このとき、現地のBMWの女性スタッフの方が説明してくれましたが、10年前はエコ素材をたくさん使った車がなかったので、とても興味深く話を聞いたのを覚えています。
基本的に素材の話が大好きなので(笑)。
いま見ても斬新な印象だったり古さを感じないのは、これらの素材選びということも一役買っているかもしれませんね!
当時のフランクフルトモーターショーは、地元であるドイツメーカーがそれぞれかなり力を入れていたので、仕掛けも大がかり。広いブース内に様々なアイデアを盛り込んだブースづくりは楽しみのひとつでした。
例えば、メルセデス・ベンツは大きなホールの中にエスカレーターやエレベーターを取り付け、シュツットガルトにあるメルセデス・ベンツミュージアムのようなつくりになっていたり、アウディも一モーターショーのために敷地内にパビリオンを建てるなど、とても大がかりな演出でした。
そして、BMWもアイデアが斬新で、ブース内の外周をプチ試乗できる特設コースもあったんです。
排出ガスやCO2を出さないEVだからこそ、屋内で走行できるアイデアがさすがは「駆けぬける歓び」がキャッチフレーズのBMW!
車は展示するものではなく、走って楽しむも のという姿勢は電気自動車になっても全くブレません。
アクセル操作で加減速できる 「ワンペダルドライブ」は、最初は強いエンジンブレーキがかかる感覚で違和感を感じますが、慣れるとかなり楽しい!

他にもi3専用のブリヂストンと開発した細いタイヤとか、見た目よりずーっと広い室内とか、アイデアと見どころ満点!
それは、運転席と助手席のシートです。


i3の新型発売希望です(笑)!
9歳、ハッピーバースデー♪

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BMW i3(初代)×全国
今回撮影協力いただいた「マーキュリー横浜町田インター店」は、東名横浜町田ICより車で5分の輸入車中古車専門店です。正規ディーラー直仕入れ車両を中心に低走行、高年式の車をラインナップ。自社工場も完備なのでメンテナンスもお任せできちゃいます。
また、 系列店の八王子店の在庫もご紹介していただけるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。様々な車を紹介するYouTube「吉田由美ちゃんねる」も好評配信中!
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