スチャダラパーBoseが日本を代表する歴史的名車、初代 トヨタ センチュリーの魅力を再認識!
2019/12/25
日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMC、Boseがカーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回は1967~1997年に生産された初代 トヨタ センチュリーをチェック! 長く日本のVIPに親しまれる名車だが……改めてどんな車なのでしょう?
スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。11月13日にスチャダラパー2年ぶりとなる新曲『ヨン・ザ・マイク feat. ロボ宙&かせきさいだぁ』が配信リリース! 詳しくは公式HPへ。愛車はフォルクスワーゲン ゴルフIIとフィアット ウーノターボ
実は秀逸なデザイン
トヨタが誇る、超高級車「センチュリー」。 多くのVIPから愛されたショーファードリブンだが、中古車でVIP仕様を楽しむオーナーも多い車だ。
編集部 今回お邪魔しているBU-BUコレクションは低価格で買える国産セダンを得意としているのですが、中でもトヨタ センチュリーに力を入れているそうです!
BU-BUコレクション 川原店長(以下、川原店長) ほとんどが個人のオーナー車ですよ。鳳凰倶楽部というセンチュリーのオーナーズクラブもあります!……実は私が主宰なんです!
編集部 それでは実際に車も見てみましょう!
川原店長 そうです。1995年式なので、最終型ですね。
編集部 海外の高級ブランドを真似したのではない、日本のオリジナルという雰囲気ですね。
編集部 他の自動車メーカーは悔しかったでしょうね……。
編集部 逆に今、日本のVIPからはアルファードのロイヤルラウンジなどが好まれたりしますね。
編集部 このセンチュリーは車両本体価格が約50万円。Boseさん、移動車にどうですか(笑)。
三角窓までパワーウインドウ! その発想が凄すぎる!!
川原店長 それはオートヘッドライトのセンサーです。センチュリーは昭和50年代くらいから、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能がついていたんですよ。
川原店長 そうなんです。でも2代目でその機能はなくなりました。
川原店長 今では軽自動車でもオートヘッドライトが付いていますが、センチュリーには昭和の時代からあったんです。他にもセンチュリーには面白い機能があるんですよ。例えばこれ、三角窓!
川原店長 センチュリーの三角窓はパワーウインドウなんです。
川原店長 しかも、運転手がすべての乗員のリクエストで窓の開閉をできるようにするために、運転席にはパワーウインドウボタンが8個付いているんですよ。
川原店長 現行型は英語で書かれているので、この表記はこの時代ならではですね。
マッサージチェアにカラオケ! 日本ならではのおもてなしに驚愕!
編集部 Boseさん、センチュリーはショーファードリブンなんだから、後ろの席に座らせてもらいましょうよ。
川原店長 ぜひ座ってみてください。Boseさん、この機能はご存じですか?
川原店長 この機能はセンチュリーの標準装備でした。Boseさん、後部座席中央を前に倒してみてください。
川原店長 後部座席にはマッサージ機能も付いています。
川原店長 オーディオはマイクを付けるとカラオケを歌えるんです。
編集部 このセンチュリー、それこそBoseさんならマネージャーさんだったり、僕らだったら友達とかに買ってほしいですね! そうしたら絶対に後ろに座りたい!
川原店長 おっしゃるとおり、モノはしっかりできています。ただ、初代は最終型でも20年以上前のモデルですからね。パーツはめっきり少なくなりました……。ベルトやブレーキパッドなどの消耗品は今でもあるのですが、例えばパワーウインドウが壊れたというときにパーツ探しに苦労しますね。この車を仕入れたときも、パワーウインドウの部品がなかったので、モーターをバラして直しました……。そう考えると、本当に好きじゃないと維持して乗り続けるのは大変な車になりましたね。
川原店長 私の仲間はパワーウインドウが壊れたときに、手巻きのウインドウにしました。もちろん純正で手巻きという設定はないので、オリジナルで作っています。
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