スチャダラパーBoseが「色を塗るとイケてる気がする」という「プログレ」をチェック! 安くて小さいセダンは狙い目!?
2019/12/23
日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMC、Boseがカーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回は“小さなセルシオ”と呼ばれた名車をチェック。イメージ的にはおじさんカーなのに、なぜ……?
スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。11月13日にスチャダラパー2年ぶりとなる新曲『ヨン・ザ・マイク feat. ロボ宙&かせきさいだぁ』が配信リリース! 詳しくは公式HPへ。愛車はフォルクスワーゲン ゴルフIIとフィアット ウーノターボ
色を変えるだけでおじさん臭が一気に払しょくされる!?
当時のトヨタのフラッグシップモデルだったセルシオ並のラグジュアリーなインテリアが与えられたことで話題になった“小さな高級車”プログレ。内外装はコンサバティブだが、密かに注目されているモデルなんです。
編集部 今日お邪魔するBU-BUコレクションというお店は、低価格で買える国産セダンを得意としているのですが……。Boseさんにセダンのイメージってあまりないですよね。
編集部 なぜ突然、セダンを見たくなったのですか?
編集部 プログレって、トヨタが昔作っていた、あのプログレですか?
編集部 数年前くらいからデザイナーなどファッション系の仕事をしている人の間で、プログレがちょっとしたブームになっているなんていう話も聞きますよ。
編集部 確かに。車に詳しくなかったらどこのメーカーかわからなそう。
軽の中古車と同じくらいの予算で思い切り遊んじゃおう
BU-BUコレクション 川原店長(以下、川原店長) Boseさんいらっしゃいませ。プログレに興味があるんですって?
川原店長 うちで普段から扱っている車ではないのですが、たまたま下取りで入ってきたので並べてみているんですよ。これは、フロントのレザーシートだけで元が取れそうですよね(笑)。
編集部 当時のカタログを見てみると、インテリアは木目調ではなく本木目。ウインカーとワイパーレバーにもウォールナットの無垢材から削り出した本木目が使われています。
川原店長 プログレが商売として結果的に成功しなかったのは、“サイズ”という理由が少なからずあったでしょうね。
編集部 こちらに先代のポロがありますが、全幅があまり変わらないですもんね。
川原店長 こういう車は新車からずっと大事に乗っている人が多いから、インテリアの状態もいい掘り出し物が見つけやすいんですよ。社用車として使われるケースは少ないでしょうから走行距離も少なめで、それでいて整備はディーラーでしっかり受けているという。
編集部 メタリックが多い感じで“くすんだ”とは言えないですが、えんじ色は純正色でもありましたね。ただ、カーセンサーには掲載されていません。
クセが凄すぎるグロリアを発見!
編集部 Boseさん、すごいグロリアがありますよ……。せっかくだからちょっと見てみません?
川原店長 凄いでしょう(笑)。これ、前オーナーがワンオフで仕上げているんですよ。
編集部 いわゆる“族仕様”っていう作りではないですよね。どちらかというとペルシアじゅうたんみたい。
編集部 L.A.のオールドスクールのラッパーも自分の車を派手にしているイメージですが、同じような感じですかね?
川原店長 どちらかというとデコトラとかの文化に近いですよね。オークションで見つけたときに内装の仕上げの技術の高さに驚き、思わず仕入れちゃったんです。これ、かなりの腕の職人がお金と時間をかけて、ていねいに仕上げていますよ。
川原店長 半年くらい前ですかね。このときは3台仕入れたんだけれど、これだけ残っています(苦笑)。
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