次期86、BRZのフロントフェイスとエンジンはどう変わるのか!?
2019/03/06

次期86、BRZはこの顔で登場する
先月2月4日にご紹介した次期86、BRZの続報をお届けする。今回は車の第一印象を決める顔つきに関する情報だ。
現行86には、台形エアインテークと横長デザインのヘッドランプが採用されて、安定感とワイド感が演出されているが、2代目ではインテークが逆台形に変わる。
左右には、逆L字型にデザインされた縦長ダクトが配され、フォグランプが内蔵されるようだ。

エンジンのアップデートは図られるが
ヘッドランプ輪郭は、大胆なアールを描く曲線とエッジの立った直線で構成。後ろ姿に織り込まれるコンビランプに似ており、前後で呼応したランプ形状が用いられることがわかる。
低重心パッケージは、そのままモデルチェンジ後も受け継がれる。
引き続きスバルの水平対向エンジンが搭載されるが、主戦場であるアメリカ市場から寄せられているパワーアップの要望に応えるべく、排気量は2.4L化される。
その結果、最高出力は235ps程度に上がりそうだ。ダウンサイジング加給が採用されないのは、すでに2.4Lエンジンを実用化していて減価償却を進めたいスバルの意向か。
本来なら、トランスミッションのアップデートも期待したいところだが、こちらは残念ながら6速MTと6速ATのまま変わりない。
サスペンションも現行モデルのものが流用される。プラットフォーム流用に伴って、ホイールベースも現行の2570mmを維持。車重はわずかに増える可能性もある。

衝突被害軽減ブレーキがついに搭載か
気がかりなのは、安全性アップへの対応だ。いくらスペシャリティカーとはいえ、2021年に登場する新型車に衝突被害軽減ブレーキが設定されないようでは商品力が低すぎる。
かといって、電装系(電子プラットフォーム)も流用される状態では、真新しいデバイスの起用は難しいだろう。遅ればせながら、EyeSightバージョン3が搭載されるか、興味深いところだ。
※2019年3月6日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2021年
■全長×全幅×全高:4250×1780×1320(mm)
■搭載エンジン:2.4L 水平対向4
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