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新モデルのカーナビ登場なし! 主軸はDAという大英断【いまどき・これからの車学】
新モデルのカーナビ登場なし! 主軸はDAという大英断【いまどき・これからの車学】
2020/08/08
▲カロッツェリアが今夏に主力商品として登場させたのがディスプレイオーディオ。iPhoneやスマートフォンと接続するだけで「Apple CarPlay」や「Android Auto」の操作ができる他、「Amazon Alexa」を搭載。写真は9V型フローティングモデルの「DMH-SF700」(オープン価格)
カーナビ業界の雄、カロッツェリアが夏商戦向け新製品を発表
例年この時期は、いわゆる夏のボーナス商戦を当て込んで(もはやこの表現自体も過去のものかもしれないが)カーナビ(カーAV関連)の新製品が市販メーカーから発表される。
その中でカーAVのトップブランドでもあるカロッツェリア(パイオニア)が5月13日に発表した新製品は、良い意味で驚きをもって迎えられた。
というのも、今年の夏商戦にはAV一体型カーナビの新製品がないこと、そして話題性も含め徐々に認知されつつある「DA(ディスプレイオーディオ)」の新製品をメインに訴求したからだ。
これまで毎年“皆勤賞”であった新製品、特に昨年こそ秋口の発表となったが、夏商戦は同社のハイエンドモデルある「サイバーナビ」の重要な市場導入時期であった。
それでは単純にAV一体型ナビの市場がシュリンクしているからなのか? という問いに筆者はNOと答える。
DA自体はこれまでも細々だが市場で販売されている。誤解のないように言っておくと、カロッツェリアはDAに一番積極的なメーカーであり、特に筆者が使っているFH-9400DVS(2018年発売)という2DINモデルは、コストパフォーマンスに優れ、ユーザーの評価も高い商品だ。
一方、自動車メーカーでは昨年トヨタが新型カローラにDAを標準装備化したことで認知が高まった。
導入初期にはカーナビ専用機を使ってきたユーザーから、操作性やCDが聴けないことに関して不満の声も聞かれたが、最近ではそれらの問題も徐々に解決しつつある。一方で国産車よりも輸入車の方が積極導入していることはあまり知られていない。
プジョーやシトロエン、またフィアットやアルファ ロメオ、ジープを扱うFCAの車には名称こそ違えど、スマホを接続し「Apple CarPlay」や「Android Auto」、スマホの画面をそのまま表示できるミラーリング機能などを取り入れている。
輸入車の場合、複雑な日本の道路事情に合わせて地図データも含めてナビをローカライズするより、コストの削減や導入の手軽さにつながるのも理由の一つだろう。
さて、この流れの中に登場したカロッツェリアの新製品、実はDA市場を加速させるポテンシャルを秘めている。
昨今のカーナビにおけるトレンドの一つである「大画面」に関しては上位モデルのDMH-SF700がディスプレイをフローティング構造とすることで9V型を達成。
もう一つのDMH-SZ700は従来品同様に2DINスペースへの設置が可能だが、ハイレゾ音源への対応など高い基本性能はほぼ同じである。
今回特に注目したいのが市販初となる「Amazon Alexa」を搭載したことだろう。
Alexaは「スキル」と呼ばれる機能をインストールすることで多彩な用途に対応する。車内から音声のみで自宅の家電を操作できると言えばわかりやすいだろうか。
なかなかIoT化が進まなかった中、車と家との連携が一気に進む点でもこの商品の価値は十分にある。この夏商戦、DAに舵を取ったことは確かに大英断だったと思う。
先鞭を付け、さらには数年後に大きく開花するのではないだろうか。
▲【エンタメ機能はスマホにお任せな1台:シトロエン C3エアクロスSUV】C3をベースに最低地上高を高め、ユーティリティを強化したクロスオーバーSUV。標準装備の7インチタッチスクリーン上でApple CarPlayやAndroid Autoを使うことができる
文/高山正寛、写真/パイオニア、シトロエン ジャポン
※カーセンサーEDGE 2020年8月号(2020年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
新モデルのカーナビ登場なし! 主軸はDAという大英断【いまどき・これからの車学】/旬ネタ
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<h3>カーナビ業界の雄、カロッツェリアが夏商戦向け新製品を発表</h3>
<p>例年この時期は、いわゆる夏のボーナス商戦を当て込んで(もはやこの表現自体も過去のものかもしれないが)カーナビ(カーAV関連)の新製品が市販メーカーから発表される。<br />
<br />
その中でカーAVのトップブランドでもあるカロッツェリア(パイオニア)が5月13日に発表した新製品は、良い意味で驚きをもって迎えられた。<br />
<br />
というのも、今年の夏商戦にはAV一体型カーナビの新製品がないこと、そして話題性も含め徐々に認知されつつある「DA(ディスプレイオーディオ)」の新製品をメインに訴求したからだ。<br />
<br />
これまで毎年“皆勤賞”であった新製品、特に昨年こそ秋口の発表となったが、夏商戦は同社のハイエンドモデルある「サイバーナビ」の重要な市場導入時期であった。<br />
<br />
それでは単純にAV一体型ナビの市場がシュリンクしているからなのか? という問いに筆者はNOと答える。<br />
<br />
DA自体はこれまでも細々だが市場で販売されている。誤解のないように言っておくと、カロッツェリアはDAに一番積極的なメーカーであり、特に筆者が使っているFH-9400DVS(2018年発売)という2DINモデルは、コストパフォーマンスに優れ、ユーザーの評価も高い商品だ。<br />
<br />
一方、自動車メーカーでは昨年トヨタが新型カローラにDAを標準装備化したことで認知が高まった。<br />
<br />
導入初期にはカーナビ専用機を使ってきたユーザーから、操作性やCDが聴けないことに関して不満の声も聞かれたが、最近ではそれらの問題も徐々に解決しつつある。一方で国産車よりも輸入車の方が積極導入していることはあまり知られていない。<br />
<br />
プジョーやシトロエン、またフィアットやアルファ ロメオ、ジープを扱うFCAの車には名称こそ違えど、スマホを接続し「Apple CarPlay」や「Android Auto」、スマホの画面をそのまま表示できるミラーリング機能などを取り入れている。<br />
<br />
輸入車の場合、複雑な日本の道路事情に合わせて地図データも含めてナビをローカライズするより、コストの削減や導入の手軽さにつながるのも理由の一つだろう。<br />
<br />
さて、この流れの中に登場したカロッツェリアの新製品、実はDA市場を加速させるポテンシャルを秘めている。<br />
<br />
昨今のカーナビにおけるトレンドの一つである「大画面」に関しては上位モデルのDMH-SF700がディスプレイをフローティング構造とすることで9V型を達成。<br />
<br />
もう一つのDMH-SZ700は従来品同様に2DINスペースへの設置が可能だが、ハイレゾ音源への対応など高い基本性能はほぼ同じである。<br />
<br />
今回特に注目したいのが市販初となる「Amazon Alexa」を搭載したことだろう。<br />
<br />
Alexaは「スキル」と呼ばれる機能をインストールすることで多彩な用途に対応する。車内から音声のみで自宅の家電を操作できると言えばわかりやすいだろうか。<br />
<br />
なかなかIoT化が進まなかった中、車と家との連携が一気に進む点でもこの商品の価値は十分にある。この夏商戦、DAに舵を取ったことは確かに大英断だったと思う。<br />
<br />
先鞭を付け、さらには数年後に大きく開花するのではないだろうか。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="シトロエン C3エアクロスSUV" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64970/02.jpg" data-credit="シトロエン ジャポン" width="600" /> <span class="CP_txt">▲【エンタメ機能はスマホにお任せな1台:シトロエン C3エアクロスSUV】C3をベースに最低地上高を高め、ユーティリティを強化したクロスオーバーSUV。標準装備の7インチタッチスクリーン上でApple CarPlayやAndroid Autoを使うことができる</span></div>
<div class="author2019">文/高山正寛、写真/パイオニア、シトロエン ジャポン</div>
<p>※カーセンサーEDGE 2020年8月号(2020年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています</p>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=0&BRDC=&CARC=CI_S041&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">シトロエンC3エアクロスSUVを探す</a></li>
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<h3>カーナビ業界の雄、カロッツェリアが夏商戦向け新製品を発表</h3>
<p>例年この時期は、いわゆる夏のボーナス商戦を当て込んで(もはやこの表現自体も過去のものかもしれないが)カーナビ(カーAV関連)の新製品が市販メーカーから発表される。<br />
<br />
その中でカーAVのトップブランドでもあるカロッツェリア(パイオニア)が5月13日に発表した新製品は、良い意味で驚きをもって迎えられた。<br />
<br />
というのも、今年の夏商戦にはAV一体型カーナビの新製品がないこと、そして話題性も含め徐々に認知されつつある「DA(ディスプレイオーディオ)」の新製品をメインに訴求したからだ。<br />
<br />
これまで毎年“皆勤賞”であった新製品、特に昨年こそ秋口の発表となったが、夏商戦は同社のハイエンドモデルある「サイバーナビ」の重要な市場導入時期であった。<br />
<br />
それでは単純にAV一体型ナビの市場がシュリンクしているからなのか? という問いに筆者はNOと答える。<br />
<br />
DA自体はこれまでも細々だが市場で販売されている。誤解のないように言っておくと、カロッツェリアはDAに一番積極的なメーカーであり、特に筆者が使っているFH-9400DVS(2018年発売)という2DINモデルは、コストパフォーマンスに優れ、ユーザーの評価も高い商品だ。<br />
<br />
一方、自動車メーカーでは昨年トヨタが新型カローラにDAを標準装備化したことで認知が高まった。<br />
<br />
導入初期にはカーナビ専用機を使ってきたユーザーから、操作性やCDが聴けないことに関して不満の声も聞かれたが、最近ではそれらの問題も徐々に解決しつつある。一方で国産車よりも輸入車の方が積極導入していることはあまり知られていない。<br />
<br />
プジョーやシトロエン、またフィアットやアルファ ロメオ、ジープを扱うFCAの車には名称こそ違えど、スマホを接続し「Apple CarPlay」や「Android Auto」、スマホの画面をそのまま表示できるミラーリング機能などを取り入れている。<br />
<br />
輸入車の場合、複雑な日本の道路事情に合わせて地図データも含めてナビをローカライズするより、コストの削減や導入の手軽さにつながるのも理由の一つだろう。<br />
<br />
さて、この流れの中に登場したカロッツェリアの新製品、実はDA市場を加速させるポテンシャルを秘めている。<br />
<br />
昨今のカーナビにおけるトレンドの一つである「大画面」に関しては上位モデルのDMH-SF700がディスプレイをフローティング構造とすることで9V型を達成。<br />
<br />
もう一つのDMH-SZ700は従来品同様に2DINスペースへの設置が可能だが、ハイレゾ音源への対応など高い基本性能はほぼ同じである。<br />
<br />
今回特に注目したいのが市販初となる「Amazon Alexa」を搭載したことだろう。<br />
<br />
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<br />
なかなかIoT化が進まなかった中、車と家との連携が一気に進む点でもこの商品の価値は十分にある。この夏商戦、DAに舵を取ったことは確かに大英断だったと思う。<br />
<br />
先鞭を付け、さらには数年後に大きく開花するのではないだろうか。<br />
</p>
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<div class="author2019">文/高山正寛、写真/パイオニア、シトロエン ジャポン</div>
<p>※カーセンサーEDGE 2020年8月号(2020年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています</p>
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[description] => 筆者は国産のPHV(プラグインハイブリッド)に乗っているが、最近気になるのが充電インフラの問題だ。
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<div class="taC w600_img"><img alt="PEUGEOT e-208" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65058/20200702_NEW208_e_208_1_9.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド(PHV)が普及することで、外出先での充電器を求める人があふれ出したことが問題となっている。日本国内での充電器普及率は上がっているが、さらなる増加を期待したい</span></div>
<h3>輸入車を中心に加速するEV、PHV市場</h3>
<p>筆者は国産のPHV(プラグインハイブリッド)に乗っているが、最近気になるのが充電インフラの問題だ。<br />
<br />
現在、電動化車両の充電方式はテスラのスーパーチャージャーを除けば大きく2種類に分類される。<br />
<br />
充電時間は長いが費用の安価な普通充電器は、トヨタの各ディーラーにある「G-STATION」や大型ショッピングセンターなどに台数も多く設置されている。<br />
<br />
一方、急速充電はリーフが先鞭をつけた形で日産ディーラーの多くに急速/普通併用型も含めた充電器が設置されている。<br />
<br />
この他のメーカーのインフラも徐々に増えてはいるが、前述した2社の設置数には及ばない。<br />
<br />
さらに日産はインフラ強化の一環として2012年10月よりファミリーマートと提携し急速充電器の設置・運用を行っており、2018年2月の段階でコンビニ全体として1000基以上の急速充電器が設置されている。<br />
<br />
利用する時間帯にもよるが、これまでは実際のEVの販売台数とインフラのバランスはまずまず維持できていた。<br />
<br />
しかし昨今、特に高速道路のSAなどにある急速充電スペースの渋滞が目立つ。<br />
<br />
マンションなどの集合住宅に住むオーナーであればほとんどの場合、充電は前述した場所に限定される。<br />
<br />
しかし問題になっているのは自宅に充電器があるのにそれを使わずに外で充電しようという傾向が強まっている点だ。<br />
<br />
誤解のないように言っておくとすべてのユーザーがそうなのではなく、定額制により急速充電を「使い放題」で契約している人にとっては当然外で充電すれば電気代はかからないというわけだ。<br />
<br />
この動きを察知して、日産は2019年12月に充電プランの大幅見直しを行い、急速充電器の使い放題を実質取り止めている。<br />
<br />
これ自体は賢明な判断だと思いつつも中古車で買い得感の高くなった旧型リーフを含め、EVを購入しようと考えていた人にとっては当てが外れた格好といえる。<br />
<br />
その中、国産車より勢いが強まりつつあるのが、輸入車勢の国内導入だ。<br />
<br />
昨今ではプジョーが新型208にBEVをラインナップ、同じグループ内のDSも近々にモデルを発表する。<br />
<br />
さらにVWの「iD3」も含め、欧州から主要市場である中国に続き日本にターゲットを絞っている。<br />
<br />
だが、どのメーカーも車の情報は出すがインフラについては未確定な部分が多い。<br />
<br />
日本は中国などに比べると一時期よりインフラの設置スピードは鈍化しているというデータもある。<br />
<br />
実は2020年は次世代充電器「ChaoJi(チャオジ)」の規格が最終確定されるタイミングでもある。<br />
<br />
日本が圧倒的な市場を持つ中国に合流する形で決まったこの規格自体が実際運用されるまではまだ10年以上かかるはずだが、その前に現状の充電システムの利用頻度は上限に達する可能性も高い。<br />
<br />
一部の車のみでしか使えない充電施設の空き状況の「見える化」、また根本的に充電回数を減らすために高密度バッテリーの搭載などが当面の解決方法として思い浮かぶがあくまでも暫定的。<br />
<br />
自動運転も重要だが、充電問題の改善こそ直近の課題と言えるのではないだろうか。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="PEUGEOT e-208" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65058/20200702_NEW208_e_208_1_11.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲【PEUGEOT e-208】2020年7月から日本での発売を開始したプジョーの新型e-208。最高出力136ps、最大トルク260N・mを発生するモーターを搭載するBEVで車両価格は389万9000円~</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="DS Automobiles DS 3 CROSSBACK E-TENSE" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65058/A.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲【DS Automobiles DS 3 CROSSBACK E-TENSE】日本で発表された新型e-208と同じパワートレインを搭載。50kWhのリチウムイオン電池を搭載し航続距離307~331km(欧州仕様)を誇る。日本での発表はこの夏を予定している</span></div>
<div class="author2019">文/高山正寛、写真/グループPSAジャパン</div>
<p>※カーセンサーEDGE 2020年9月号(2020年7月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています</p>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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<div class="taC w600_img"><img alt="禁煙席" data-credit="Photo AC" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65168/01.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲自動車・カーライフに関する調査研究機関「リクルート自動車総研」の膨大な統計データを基に、ユーザーの購買行動や世の傾向を勝手に予想したり解説したりするコラム</span></div>
<h3>中古車の車内の匂いも購入時の重要ポイントに</h3>
<p>近ごろ「ニューノーマル」という言葉を目にする機会が増えている。<br />
<br />
もともとは、2008年9月に起きたリーマン・ショックに端を発し、世界金融危機から生まれた用語だ。金融危機から立ち直っても、元の姿に戻るのではなく新しい状態になる、という意味合いで使われていた。<br />
<br />
昨今の「ニューノーマル」は、「金融危機」の部分が「コロナ禍」に入れ替わったバージョンというわけだ。マスクの着用やソーシャルディスタンスが、当たり前(常態)になりつつあるのは、わかりやすい例だろう。<br />
<br />
コロナのインパクトが強すぎたのかあまり話題にならなかったが、今年4月1日に受動喫煙法が全面施行され、7月1日からはプラスチック製買物袋の有料化もスタートした。<br />
<br />
法律やルールによる強制ではあるが、日常の行動や意識=ライフスタイルが変わるという意味では、どちらも広義の「ニューノーマル」と言えるだろう。<br />
<br />
そして新しいライフスタイルが常態化すれば、中古車選びの常識も変化していくはずだ。<br />
<br />
例えば「受動喫煙法」を見てみよう。禁煙エリアが広がったことで、戸惑う愛煙家も多いだろうが、タバコを吸わない人には望まない受動喫煙だけでなく、タバコ独特の匂いも避けやすい環境となる。<br />
<br />
要は、タバコ臭が局地化するとともに、匂いのしない場所が広がるというわけだ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="リクルート自動車総研グラフ" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65168/02.jpg" width="600" /></div>
<p>世の嫌煙トレンドとの関連性は分からないが、中古車選びでも車内の匂いの重要度が年々アップしている(グラフ①)。<br />
<br />
さらにグラフ②では、検討の早い段階から車内の匂いをはじめ、清掃やクリーニングの状態を気にする人が増えていることが分かる。<br />
<br />
匂いのしない場所が広がったニューノーマルでは、手っ取り早く禁煙車へのニーズが今よりも高まると考えられる(カーセンサーでは、車内で喫煙の形跡がないと販売店が判断した物件を禁煙車と定義しているため、禁煙車以外の物件で必ずしもタバコ臭がすると限らないことを、お断りしておく)。<br />
<br />
一方で、現状のカーセンサーでは、禁煙車の割合は決して多くはないため、禁煙車の相場が上がる可能性は高い。<br />
<br />
逆に言えば、愛車の車内でタバコを吸わなければ、売却や下取りでより高い価値が付くということでもある。<br />
<br />
いずれにせよ、中古車市場での喫煙車とそれ以外の割合が逆転したニューノーマルになるまでは、車内の匂いが今まで以上に中古車選びを大きく左右する重要なファクターとなりそうだ。<br />
</p>
<h3>予算100万円+αで狙う! 禁煙車が選びやすいモデル3選</h3>
<p><b>1:スズキ ワゴンR(6代目・現行型)</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="スズキ ワゴンR" data-credit="スズキ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65168/03.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲流通量が豊富な人気モデルの現行型は、禁煙車の割合が高い傾向にある。トールワゴン屈指の定番モデルであるワゴンRも約3割が禁煙車で、予算100万円圏内の選択肢も多い</span></div>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SZ_S015&FMCC=SZ_S015_F006&OPTCD=NSF1&fed=contnikkancs_20200811_oc20200811001to" target="_blank">スズキ ワゴンR(6代目・現行型)の中古車(禁煙車)はこちら</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/catalog/suzuki/wagon_r/F006/" target="_blank">スズキ ワゴンR(6代目・現行型)の詳しい情報はこちら</a></li>
</ul>
<p><b>2:日産 ノート e-POWER(2代目・現行型)</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="日産 ノート e-POWER" data-credit="日産" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65168/04.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲アクセルで加減速できる新しい操作感が魅力のe-POWER。新しい時代の車ゆえか、中古車e-POWERのおよそ4割が禁煙車。予算130万円前後で狙えるようになったのも◎</span></div>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S008&FMCC=NI_S008_F002&SP=H&OPTCD=NSF1&fed=contnikkancs_20200811_oc20200811001to" target="_blank">日産 ノート e-POWER(2代目・現行型)の中古車(禁煙車)はこちら</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/catalog/nissan/note/F002/" target="_blank">日産 ノート(2代目・現行型)の詳しい情報はこちら</a></li>
</ul>
<p><b>3:フィアット 500(3代目・現行型)</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フィアット 500" data-credit="フィアット" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65168/05.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲往年の名車500の現代版として2008年3月に日本に導入されたイタリア車。レトロ可愛いルックスで女性にも人気が高いせいか、中古車の禁煙車率は4割強とかなり高め!</span></div>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=FI_S018&FMCC=FI_S018_F002&OPTCD=NSF1&fed=contnikkancs_20200811_oc20200811001to" target="_blank">フィアット 500(3代目・現行型)の中古車(禁煙車)はこちら</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/catalog/fiat/cinquecento/F002/" target="_blank">フィアット 500(3代目・現行型)の詳しい情報はこちら</a></li>
</ul>
<div class="author2019">文/編集部、写真/photoAC、スズキ、日産、フィアット</div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2972/" target="_blank">この他の「リクルート自動車総研」記事はこちら</a></li>
</ul>
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