▲2013年7月に登場したスイフトの新型エンジン搭載モデル(写真はXS-DJE)。定評ある走りと優れた燃費性能に加え、アイドリングストップ中にエンジンが停止した際(エンジンが停止すると、エアコンも停止します)、あらかじめ凍らせておいた蓄冷材を利用して冷風を室内に送る「エコクール」も標準装備しています▲2013年7月に登場したスイフトの新型エンジン搭載モデル(写真はXS-DJE)。定評ある走りと優れた燃費性能に加え、アイドリングストップ中にエンジンが停止した際(エンジンが停止すると、エアコンも停止します)、あらかじめ凍らせておいた蓄冷材を利用して冷風を室内に送る「エコクール」も標準装備しています

数あるグレードの中でもオススメは手頃なXG系

性能の割に中古車がお買い得な価格になっている現在新車販売中のスイフト。自動車評論家にもファンが多いんですけどね。良い車を安く手に入れたい人には、スイフトの中古車はまさにピッタリです。長距離の移動でも安心な質感の高い走りを実現しているスイフト、そのオススメをご紹介したいと思います。

スイフトは様々なグレードに分かれています。今新車として販売されているモデルだと、特別仕様車を含めその数21種。どれを買えばよいのかなかなか迷うところです。

少し整理してみると、大きく4つに分けることができます。最も手ごろなXG系、中間のXL系、上級グレードのXS系、最後にRSやスポーツなどのドライブ好きな方向けのモデルです。

今回オススメしたいのはXG系。いわゆる最廉価グレードの「XG」ですが、意外にも装備は充実しています。例えばデビュー時で比べると、ひとつ上のXLと比べて、省かれているのは本革巻きステアリング、リアシートリクライニング、(XLがアルミホイールなのに対して)鉄製ホイール+ホイールキャップになることくらいでした。

ちなみにXG系もフルオートエアコン、キーレスエントリー、小物を入れるのに便利な助手席シート下のトレー、6スピーカーなどは標準で備わっています。ですのでお得感のあるグレードといえるのではないでしょうか。
 

XG系の中でも狙うべきは低燃費エンジン搭載モデル

とはいえXG「系」と申し上げたくらいですから一口にXGといっても様々な種類があります。そんな中で狙うべきは2013年7月以降に追加された「XG-DJE」です。

新型エンジン「デュアルジェットエンジン」が搭載されており、26.4km/L(JC08モード、2WDモデル)という低燃費を誇ります。ちなみに従来のエンジンを搭載した「XG」のJC08モード燃費は20.6km/L(CVT仕様車、2WDモデル)。燃費に関して約25%向上という差は大きいのではないでしょうか。

「XG-DJE」であれば、新型エンジンを備えながらも総額90万円台から狙うことができます。走りのよいスイフトですから、低燃費のエンジンで思い切りドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
 

▲全グレードでステレオレスが標準仕様なため、ラジオなどを楽しみたい方はオプションなどでそれが備わっているか確認しておきましょう。フルオートエアコンやキーレスエントリー、スイッチひとつで折りたためる電動格納式ドアミラー、女性に人気のサンバイザー裏のバニティーミラー(運転席&助手席)は全車標準装備です ▲全グレードでステレオレスが標準仕様なため、ラジオなどを楽しみたい方はオプションなどでそれが備わっているか確認しておきましょう。フルオートエアコンやキーレスエントリー、スイッチひとつで折りたためる電動格納式ドアミラー、女性に人気のサンバイザー裏のバニティーミラー(運転席&助手席)は全車標準装備です
▲大きな荷物を入れる際に便利なラゲージ下部のサブトランク、ラゲージボードも全車標準装備です ▲大きな荷物を入れる際に便利なラゲージ下部のサブトランク、ラゲージボードも全車標準装備です
text/ぴえいる
photo/スズキ