春が来る前に手に入れたいキャンバストップ
オープンカーではないけれど、頭上の青空や風を感じながら走ることができるキャンバストップ仕様。たいていサンルーフより開口部が大きいため、その分風が感じられ、開放感が大きいのが魅力です。
今はまだ寒い日が続くため実感が湧かないかもしれませんが、もうすぐ春。例えば桜の木の下で車の中から花見、なんてこともできそうですよね。キャンバストップの魅力を味わえる季節が間もなくやってきます。

このキャンバストップ仕様はコンパクトカーに設定されることが多く、フィアットパンダ(旧型)、日産パオ(絶版)、トヨタWiLL Vi(絶版)などに設定がありました。

その中でまずオススメしたいのがアルトラパン(現行型)のキャンバストップ仕様。こちらは特装車「ラパン キャンバストップ」として2003年2月5日から販売されたものです。電動開閉式のキャンバストップはルーフのほぼ半分を占め、風よけが備わり風の巻き込みを軽減します。
<%image(editor/soku_lapan.jpg|350|294|アルトラパン キャンバストップ|見つけたら即買い!?)%>
シートは赤色、ボディはパールホワイトとブライトレッドの2色のみ。ルーフはダークグレーでキャンバストップは黒となります。またフロントグリルに配されたラパンのエンブレム"うさぎ"も赤色に。インパネは白で空調吹き出し口などにホワイトパールの塗装が施されています…という具合に、このモデルは赤・黒・白の3色が基調となっています。そもそもがシンプルな内外装デザインのラパンですから、これくらい色目を抑えたほうが魅力的です。
価格は129万8000円でした。

そういえば、ルノー4(キャトル)というクルマにもキャンバストップ仕様がありましたね。テレビCMでルノー4の屋根からキリンのぬいぐるみがぴょんと出ていて、それが人気を呼んで結構中古車が売れたことがあります。
ふと見ると、ラパンとルノー4ってちょっと似てるかも…。この原稿を書いている時点(2月3日)で5台見つかりました。希少車ですからお買い得とは言いませんが、それでも軽自動車ですからいずれも70万~100万円という価格帯です。
加えてこのガソリン高、軽自動車ならではの維持費の安さ、ルノー4の時代と比べれば格段に技術的に進歩していますから雨漏りの心配もあまりなさそうです。人とちょっと違う、だけど手頃に維持費も安く、であればオススメです。
<%image(editor/thum-soku_demio1.jpg|275|164|マツダデミオ コージー キャンバストップ|見つけたら即買い!?)%> <%image(editor/thum-soku_polo1.jpg|200|197|VWポロ オープンエア|見つけたら即買い!?)%>
そのほかにマツダデミオ(旧型)や、VWポロ(旧型)にもキャンバストップモデルがありました。ポロのほうは数が少なく、見つけるのは容易ではありませんが、デミオのほうはラパン同様100万円以下で見つけられます。こちらはキャンバストップを閉めても中へ光をある程度通す仕様のため、室内が明るいのが魅力です。1.3Lと1.5Lのコージーにオプションで設定されていました。

カーセンサーnetトップにある検索窓に「キャンバストップ」と入れて検索すると、いろいろなキャンバストップ仕様の車が出てきます。また、下記のリンクからも探すことが可能です。例えばアルトラパンなら「アルトラパンを探す」のリンク先へまず飛び、右上の「条件を絞り込む」の「キーワード」に“キャンバストップ”と入れて検索すると、アルトラパンのキャンバストップ仕様だけが絞り込まれます。
春になる前に一度のぞいてみてはいかがでしょう。




<カーセンサーnet編集部デスク・ぴえいる>