昔話の英雄、日本が誇る3人の“太郎”にオススメの車を考えた
カテゴリー: クルマ
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2015/05/26
桃太郎、浦島太郎、金太郎、それぞれにオススメの1台は?
日本が誇る3人の英雄と言えば、桃太郎、金太郎、浦島太郎。子供の頃に昔話としてその生き様を刻み込まれただけに、ある意味、我々のソウルは三人の“太郎スピリッツ”を受け継いでいるといっても過言ではない(はず)。そんな彼が現代に生きていたら、いったいどんな車を選ぶのであろうか。
桃太郎にはワンコを乗せやすいあのミニバン
まずは桃太郎。ポイントとなるのは2点。ひとつは、家来のイヌ、サル、キジ。もうひとつは、鬼退治を終えた後の宝物である。
家来をペットという視点で見た場合、オススメしたいのはホンダ車。ホンダは早くから「Honda Dog」というサイトを立ち上げるほど、ペットと車の良い関係について積極的に取り組んでいる。それだけに、ワンコを乗せるための純正アクセサリーなども充実している。
次に宝物。絵本では大八車に乗せるほどの量なので、できればミニバンがいいだろう。この2点を満たす車と言えば、旧型ステップワゴンだ。
3列目シートは簡単に床下収納が可能。ワンコ用キャリーや宝物を載せることができる。また、フロントウインドウとフロントドア、リアドア、テールゲートには、高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラスを装備。ドライブ中の室内の温度上昇を抑えて、ワンコの暑さ対策にもぴったりだ。
加えて、エアコンにはアレルフリー高性能脱臭フィルターを標準装備。ワンコの気になる臭いを和らげてくれる。鬼を退治して宝物を手に入れたら、現行型、そして、もっと高級車へと乗り替えていけばいいだろう。
老人になった浦島太郎でも安心の安全装備に定評がある車
次に、浦島太郎。亀に乗っかり竜宮城に行くところから、水陸両用車をオススメしたいが、あまりに現実離れしている。個人的にはミニ クロスオーバー クーパーSDがイメージカラーのグリーンといい、その丸っこい形と良い、まさに「亀」を彷彿させるのだが、あまりに芸がない。
そこで、選んだ車がボルボ V40の現行型だ。正直「なぜに?」と思う人がほとんどだと思うが、浦島太郎の最後を思い出して欲しい。彼は、開けてはいけないという玉手箱を開けて、老人になってしまう。昨今、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を起こす高齢者は少なくない。そこで重要になってくるのが、安全装備だ。
V40のウリは、最新の運転支援システム。2015年モデルは「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・ システム」や「全車速追従機能付ACC」、「レーン・キーピング・エイド」などを備えた「インテリセーフ10」を全車に標準装備している。これなら、いきなり高齢者になった浦島太郎の運転を、最大限サポートしてくれるだろう。
熊にまたがる金太郎だから、存在感のあるSUVに乗って欲しい
最後は金太郎。前述の2人に比べると、ややストーリーのメジャー度に劣る。というか、正直よく覚えてない。余談だが、フジテレビで放送されていた「トリビアの泉」調べでは、ストーリーを説明できたのは全国民の1.4%だった。そこで、まずはざっくり説明。
足柄山に住む金太郎は超力持ち。それでいて、めちゃ優しい奴。遊び相手は山の動物達。ある日、山で一番の力持ちで暴れん坊の熊と相撲を取ることに。激闘の末、熊を投げ飛ばす。闘った後は、皆友達。熊は金太郎の仲間になった。
仲間になった熊と山道を歩いていた金太郎は、谷を前に立ち往生する動物たちを発見。どうやら、橋がなくて渡れない様子。そこで、近くの大木をへし折って橋を作ってしまった。
力もあるし優しい金太郎を世の中がほっとくわけがない。足柄峠を越えていたお侍、源頼光の目にとまり、家来にスカウト。都へと上り立派な武士になり、坂田金時と改名。最後は都で悪さをする酒呑童子(鬼)を退治しましたとさ。めでたし、めでたし。
こんな金太郎にぴったりの車は、山の中でもガシガシと走れる四駆。しかも、後に武将となるだけに、ある程度の品格がある1台がいいだろう。ということは、4WDの“王者”といっても過言ではない、トヨタ ランドクルーザー200はどうだろうか。
オフロードの走破性や耐久性などは言わずもがな。路面状況などに応じてスタビライザーをコントロールするKDSS、トルク感応型駆動力配分機構をもつ4WDシステムなど最新技術を駆使。クロームバーや木目調パネルなどで高級感を演出した室内も品がある。これなら、熊にまたがるほどの存在感を示せること間違いなしだ。
桃太郎、浦島太郎、金太郎にオススメの車たち。決して某CMに乗っかているわけではない。誤解なきように。