三菱 パジェロ予想イラスト|ニューモデル速報

三菱車といえば、4WD技術を駆使したSUVのイメージが強い。その代表格ともいえるパジェロは次期モデルでどうなるのか。

次期パジェロはプラグインEVに進化する!?

給電機能でアウトドアでも実力を発揮

現行モデルは台所事情が苦しい時期に開発されたが、新型には三菱が注力している電動化技術が惜しみなく与えられ、プラグインEVがラインナップされるようだ。

2013年の東京モーターショーに出品されたスタディモデル「コンセプトGC-PHEV」で暗示されたように、三菱はプロペラシャフトを持つ後輪駆動ベースのプラグインEVの開発を始めている。

エンジンとモーターはフロントに、リチウムイオン電池はSUVならではの車高の高さを生かし床下に配される。バッテリー残量が十分にあればモーターだけで発進し、低速域における燃費の悪さをカバーするだろう。走りながらの充電などは、アウトランダーPHEVと同じ制御が組み込まれるはずだ。

プラグインEVの強みである給電機能にも注目だ。アウトランダーPHEVやエスティマハイブリッド同様、屋外で最大1500Wの電力を取り出して電化製品を使うことができ、アウトドアでのレジャーや災害時に実力を発揮する。

エクステリアでは、SUVらしい力強さと洗練されたモダンさがミックスされる。上級感をもたらす3ウェイツートンやキャッツアイ型ヘッドランプなど、歴代モデルが受け継いできた要素は踏襲されるだろう。

※2014年4月1日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

2006年にデビューした現行モデル。3.2Lのクリーンディーゼルユニット搭載車種が追加設定されるなど、細かいブラッシュアップが続けられている

2006年にデビューした現行モデル。3.2Lのクリーンディーゼルユニット搭載車種が追加設定されるなど、細かいブラッシュアップが続けられている

2013年の東京モーターショーで公開された「コンセプト GC-PHEV」。FRタイプのプラグインハイブリッドEVシステムを搭載するラージSUVのスタディモデルだ

2013年の東京モーターショーで公開された「コンセプト GC-PHEV」。FRタイプのプラグインハイブリッドEVシステムを搭載するラージSUVのスタディモデルだ

予想発表時期2016年
全長×全幅×全高4750×1875×1870(mm)
搭載エンジン3L V6+モーターほか
■Photo&Text/マガジンX編集部