アルファロメオ 147【オススメ銘柄】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2012/02/23
今週の注目銘柄:アルファロメオ 147
■アルファの伝統を引き継ぐエントリーモデル
現在はベイビーアルファと呼ばれるミトが登場しているが、2001年当時、アルファロメオのモデルラインナップの中でエントリーモデルだったのがこのアルファロメオ 147。バンパーに垂直に食い込む縦型のグリルなどアルファロメオのDNAを受け継ぐコンパクトカーで、3ドアと5ドアの2タイプを用意していた。エンジンは2L、1.6Lともに直4のツインスパークとパワフルな3.2L V6エンジンの3種類。ミッションはMTのほかセレスピードと呼ばれるATモード付きの5速シーケンシャルミッションが組み合わされる。コンパクトカーながら、横滑り防止装置のVDCや6エアバッグなどの安全装置やBOSEサウンドシステム、デュアルゾーン式フルオートエアコンなど快適装備が標準装備されている。
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■低価格車が減少し始め値上がりの気配
グラフの分析結果は
価格 | 3ヵ月前の平均価格が102万円。ピーク時には112万円を超えたが、その後は値落ちに転じ現在は96万円まで下落 |
台数 | 昨年の12月中旬までは220台程度で安定していた。しかし、その後は増えたり、減ったりと動きは荒れ気味 |
距離 | 平均走行距離は4.1万kmで推移していたが、走行距離の伸びた低価格車の増加に伴い、現在は4.3万kmに |
2001年10月に登場したアルファロメオ 147。デビュー当時は2Lツインスパークエンジンを搭載したセレスピードのみだった。その後02年1月に2LツインスパークMT車、3.2LV6エンジンを搭載したGTAの6MT車を03年5月、セレスピードを04年5月に追加。さらに2L新グレードTIを04年1月、続く3月に1.6L車と続々追加している。05年4月はフロントマスクのデザインを大幅に変更し、ヘッドライトの形状を一新。09年10月はグレード構成を一新し、2Lのセレスピードのみとなった。
■値落ちの目立つ05年4月以降の2.0セレスピード
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新車時価格250万円スタートのアルファロメオ 147。新車時価格が251万~460万円と価格レンジが広いため、中古車相場も最安値の10万円台から上限は200万円台と非常に幅広くなっている。流通台数は225台と豊富でグレードを見ると2.0ツインプラグのセレスピードが最も多く、意外にも3.2Lエンジンを搭載したスポーティモデルのGTAのMT車が数多く流通している。しかし、狙い目は流通台数が豊富で19万~228万円と予算に合わせて選ぶことができる2.0セレスピードに絞りたい。
2001年10月~05年3月までの前期型の物件はすべて100万円以下となっているが、最近は値上がり傾向。その一方で05年4月以降の後期型は値落ちしており、平均価格は114万円。買い時となっている。予算150万円でオシャレなコンパクトカーのオーナーになれる。
2001年10月~05年3月までの前期型の物件はすべて100万円以下となっているが、最近は値上がり傾向。その一方で05年4月以降の後期型は値落ちしており、平均価格は114万円。買い時となっている。予算150万円でオシャレなコンパクトカーのオーナーになれる。
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