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今週の注目銘柄:日産 セレナ

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■激戦のクラスでNo.1に輝く実力派ミニバン
日産 セレナ|日刊カーセンサー
今やファミリーカーの代名詞となったミニバン。そのミニバの中で最も人気が高いのがセレナが属する2Lの5ナンバークラス。トヨタヴォクシー/ノア、ホンダステップワゴンなど強力なライバルがひしめく中、セレナはミニバン2007年~2009年まで、販売台数3年連続で1位の座に輝いている。

そんなセレナが4代目にスイッチしたのは2010年11月。全車、新開発の2Lの直4直噴エンジンにエクストロニックCVTを組み合わせたパワートレインを搭載。さらに20Sを除く全グレードには素早いリスタートが特徴のECOモーター付きアイドリングストップ機構を装備し、10・15モード燃費15.4km/Lとクラストップレベルのエコ性能を誇る。しかもクラス最大の有効室内長、最大荷室長を実現するなど、どこをとっても隙がない。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■低価格車が増加し値落ちに拍車
日産 セレナ相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格が257万円。
11月に入ると値落ちし始め年末にかけて値落ち幅が大きくなり、現在は249万円まで下がっている
台数 なかなか流通台数は増えてこなかったが、発売から1年が経過したとたん150台を突破。最近はこの台数をキープ
距離 発売から1年が経過したばかりなので、中古車の平均走行距離は1000km程度。おろしたて中古車の流通が目立つ
2010年11月に登場した4代目セレナ。今のところマイナーチェンジや一部改良はまだ行われていない。2011年2月に特別仕様車「ハイウェイスターJパッケージ」を設定。アイドリングストップは非搭載ながら、人気オプションの両側オートスライドドア、キセノンヘッドライトを標準装備した。

9月には、ベース車に設定のないインテリジェントリモコンシステムなどの特別装備を搭載した特別仕様車「ハイウェイスターVセレクション」を、続く10月には特別仕様車「ライダーブラックライン」とライダーの高性能シリーズを追加している。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■ECOモーター搭載で売れ筋の2.0ハイウェイスター
日産 セレナ|日刊カーセンサー 日産 セレナ 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 92台 185万~330万円
新車時価格220万円スタートのセレナ。低燃費に貢献するアイドリングストップ機構の「ECOモーター」は20Sと特別仕様車のハイウェイスターJパッケージを除く全てのグレードに標準装備される。流通しているグレードを見ると半数以上をエアロを装着したハイウェイスターが占めており、狙い目もこのハイウェイスターだ。

流通台数は95台、相場は185万~330万円とまだ新車価格を上回る中古車も見られる。というのも発売から1年が経過し、さまざまなオプションを装備した展示車・試乗車アップの中古車が市場に多く出回るタイミングだから。その証拠に流通している中古車の約85%がカーナビを装備、さらに両側リアオートスライドドアの装着率も62%と、人気オプションの装着率が高い。こういった中古車ならば、リセールバリューも狙える。
Text/萩原 文博