第202回 トヨタ RAV4(現行型) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2011/12/16
■使い勝手に優れ、オンもオフもこなす万能型SUV
“スモールSUV”という新しいジャンルを切り開いた車、それが1994年に登場したトヨタRAV4です。2005年の11月には、現行型となる3代目が登場しました。いまだ人気の高いモデルではありますが、登場から6年がたったことで、ようやく買いのタイミングになってきました。現行型のRAV4は、「World No.1 SUV:Active For Freedom 」をテーマに開発。洗練されたスタイルとアウトドアでの機動性を兼ね備え、オンロードでもオフロードでも快適な移動を可能とすることを目的に作られています。
そんなテーマを実現するために、プラットフォームだけでなく、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ブレーキなど、車の根幹をなすパーツのほとんどを旧型から一新。走る・曲がる・止まるといった基本性能を高いレベルで追求するとともに、高い安全・環境性能を実現しています。
デザインテーマは「モダン&ラギッド」。力強さをもちながら、都会にもマッチしたモダンかつ上質な内外装デザインで、RAV4のアイデンティティを表現(左右)
新開発となったエンジンは直4の2.4L。ミッションには7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きのCVTが搭載されています。4WDモデルには、最適なトルクを前後輪に配分する「アクティブトルクコントロール4WD」を採用。さらにSPORTとGグレードには、駆動力やステアリング、ブレーキとアクティブトルクコントロール4WDを協調制御する「S-VSC+アクティブトルクコントロール4WD協調制御」が搭載され、路面状況を選ばない安定した走りを可能としています。
SUVはラゲージの使い勝手も重要なポイントの一つ。その点RAV4は、さすがともいうべき実力を備えています。まずは、リアシートをラゲージ側からパタンと前に倒すことができるレバーを装備。
さらにラゲージの下にはもう一つの収納スペースがあるほか、2つの買い物フックやバックドアポケットも装備されています。また、視認性に優れたオプティトロンメーターや、左右独立温度コントロール式のオートエアコンなどの、安全・快適装備も充実しています。
インテリアはブラックを基調にシルバーを組み合わせ、高級感を演出(左・中) リアシートは前に倒すことができるため、長尺物も難なく載せることができる(右)
■ようやく100万円以下の中古車が登場してきた
これだけの実力を備えているRAV4なので、当然のことながら人気が高く、これまでなかなか値落ちが進みませんでした。しかし、登場から6年が経過し、ようやく買い頃といえる状況になってきました。100万円以下のRAV4の中古車も見られるようになり、修復歴なし+走行距離7.3万kmで、99.8万円という中古車も出てきました。100万円プラスアルファの予算があれば、走行距離はさらに短くなり、4.1万kmで110万円(しかもディーラー系販売店)といった中古車も存在します。
これから本格的な雪のシーズンを迎えることもあり、雪の多いエリアにお住いの方はもちろん、そうでない方にもオススメしたいRAV4。特に都心部は、雪が降っただけで交通網はマヒ状態に陥ります。備えあれば憂いなしのRAV4、この機会に狙ってみてはいかがでしょうか。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第202回 トヨタ RAV4(現行型) 【おいしい中古車】/旬ネタ