オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:マツダ ビアンテ

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■安全装備や快適装備の充実度はライバルを圧倒
マツダ ビアンテ|日刊カーセンサー
2008年7月に登場した1.5BOXミニバンのビアンテ。全幅1770mmの3ナンバーサイズだが、クラスはヴォクシー/ノア、セレナ、ステップワゴンと強豪ひしめく2Lの5ナンバーサイズミニバンに属する。人気装備の電動両側スライドドアやディチャージヘッドライトを標準装備しているグレードが多いのも特徴だ。

エクステリアには“流れ”という新デザインテーマを表現した、かなり強い押し出し感が特徴。エンジンは2Lと2.3Lの直4の2種類でFF車は5AT、4WD車は4ATが組み合わされる。

2009年6月にはアクセラで搭載されたマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop」を20SのFF車に搭載。燃費性能、環境性能が一段と向上している。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■低価格車が減少し値上がり基調
マツダ ビアンテ 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格が190万円。
その後小幅な変動が続き、8月半ばにようやく値落ちしたものの、早くも反発し値上がり
台数 6月上旬は170台程度流通していたが、その後120台まで減少。一度盛り返したもののまた減少トレンドになっている
距離 3カ月前の平均走行距離は1万kmで、8月上旬には1.5万kmまで延びた。
しかし、走行距離の延びた中古車が減った影響でだんだんと短くなってきている
2008年7月に登場したビアンテ。ボーナス商戦の12月には装備を充実した特別仕様車を発売。2009年6月には20Sの2WD車にアイドリングストップ機構「i-stop」を搭載。さらにトリップコンピュータやDSC(横滑り防止装置)が標準装備された。

2010年1月にアイストップエディション、6月にアイストップエディションIIをといった特別仕様車を設定。2010年12月にはシート地の素材をジャージ布からジャカード織物に変更したほか、23Sには夜間や雨天でも快適に運転できるコンフォートパッケージを標準化。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■i-stopが付いた2009年6月以降の20S
マツダ ビアンテ|日刊カーセンサー マツダ ビアンテ 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 26台 185万~288万円
新車時価格215万円スタートのビアンテ。登場から3年が経過したものの、流通台数は136台と少なめだが、相場は130万~290万円と割安だ。強大なライバル車が多いカテゴリーの中で人気薄なモデルなので掘り出し物が眠っている確率は高い。グレードは量販グレードの20Sが約半数を占め、装備を簡素化した20CS、20アイドリングスマートエディションと続く。ビアンテのオススメは、i-stopを搭載した2009年6月以降の20Sだ。なかでも流通台数が豊富で現在値落ちと、スマートセレクションが絶好の買い時を迎えている。

i-stopの搭載で10・15モード燃費は13.6km/Lまで向上。さらに電動両側スライドドアをはじめ横滑り防止装置のDSC、ディスチャージヘッドライト、キーレスエントリーなど人気装備が満載。ライバル車と比べて、装備の充実度は一歩リードしていながらも相場はお安めのビアンテ。早くも値上がり傾向になりつつあるので、掘り出し物が多い今が狙い目!
Text/萩原 文博