第176回 ホンダ オデッセイ M・エアロ エディション【見つけたら即買い!?】
2011/08/17
■エアロパーツを標準装備したワイルドな特別仕様車
セダンやワゴンに近い走行性能と運転操作性。全高を低く抑えつつも保たれた広い室内空間。後席ドアはスライド式ではなくてヒンジドア。3列目シートは床下収納可能。ホンダオデッセイは初代以来、ワンボックス型のミニバンとは一線を画す独自のスタイルを貫いてきた一方で、販売台数ではミニバンでもトップクラスのポジションを確保し続けています。2003年10月に登場した旧型(3代目)モデルは、全高を一般的な立体駐車場に収納可能な1550mm(4WDモデルは1570mm)に収め、より攻撃的なルックスとよりスポーティ感の高い走行性能となったモデルです。今回は2005年10月に設定された特別仕様車「M・エアロエディション」をご紹介します。
新車時価格は252万~275.1万円。主な特徴はその名のとおり、エアロパーツが多く装着されたこと。エアロダイナミクスのフロントカラードバンパー(ロアスカート付き)、リアカラードバンパー、カラードサイドシルガーニッシュとカラードサイドモールディングが装着され、ワイルドなオデッセイがより攻撃的なスタイルとなっています。
なお、旧型オデッセイは同じタイミングでマイナーチェンジを受けました。一部改良といっていい比較的小規模な改良ですが、HIDライトにオートレベリング機構が追加され、フロントフェンダーにはサイドマーカーを追加。さらにスマートキーシステムが新たに採用されました。これはもちろん「M・エアロ エディション」にも反映されています。
8月16日時点でカーセンサーnetに掲載されているオデッセイ M・エアロ エディションの中古車は15台。価格は89万~208.9万円とかなり幅に開きがあります。130万円以下の中古車は修復歴車や走行距離8万km以上の多走行車がほとんどなので、状態の良い中古車を狙っている方はある程度の予算が必要です。
またエアロパーツ装着車ゆえに、ホイールなどのアフターパーツが装着されているものや、ローダウンが行われているものが比較的多く見受けられます。気になる方は手が加えられた部分の履歴があるか、コンディションに問題ないかをぜひ販売店で聞いてみましょう。また可能な中古車であれば一度試乗してみることをオススメします。
家庭の都合でミニバンを選ばざるをえないお父さん。オデッセイはセダンやワゴンに負けない走りが味わえますし、ルックスだって格好良くキメることができる、希少なミニバンです。興味をもった方は下の検索窓に「オデッセイ M・エアロエディション」と入力して、検索してみてください。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第176回 ホンダ オデッセイ M・エアロ エディション【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(後編)
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品