ホンダ オデッセイ/エリシオン統合ミニバン【スクープ!】
2011/05/19
ホンダ オデッセイ/エリシオン統合ミニバン
※2011年5月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2013年6月 |
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●全長x全幅x全高:4800×1800×1680(mm) | |
●搭載エンジン:2.4L直4 |
オデッセイとエリシオン、不振の2モデルを統合
2009年にはスポーツモデルのS2000などを、2010年には看板モデル、シビックのガソリン車をも生産中止にしてまで、ラインナップのスリム化を図ってきたホンダ。さらなる整理が実施されるという。
白羽の矢が立ったのは、ラージサイズのミニバンだ。どうやら、オデッセイ(写真右上)とエリシオン(写真右下)の車種統合が行われるようだ。統合後の車名は、おそらく知名度の高いオデッセイが継承されることになるだろう。
1994年デビューの初代と2003年発表の3代目はヒットしたものの、偶数世代である2代目と4代目が不振のオデッセイ。かたやエリシオンは、トヨタアルファードや日産エルグランドと同じマーケットへの参入を目論んで開発されたものの、スッキリしすぎて淡白に見えたルックスがターゲット層の心をつかめず、つまずいてしまった。
果たしてこの2モデルが統合されると、どのような車に生まれ変わるのだろうか。ホンダ社内では、低全高を極めたオデッセイと、ライバルに比べれば低いとはいえ、背高ボックス型のエリシオンの中間的な存在が模索されているという。もしこれが実現されれば、全高は両車の間をとって1700mm前後に定められるかもしれない。最近では見ない微妙なサイズだ。
プラットフォームにはFF方式のものが用いられて、自慢の低床設計も受け継がれる。パワートレインは次世代の直4ユニットに一本化。排気量は2.4L程度に落ち着くだろう。なお、この統合ミニバンは中国にも輸出される予定。かの国の車文化が発展していけば、自動車先進国が歩んできた道のりをトレースし、ミニバン需要が増えるだろうという目論見だ。