ダイハツ ムーヴ【オススメ銘柄】
2010/12/09
今週の注目銘柄:ダイハツ ムーヴ
■スタイルだけでなく基礎から変身したハイトワゴン
全高を高めて、広い室内空間を実現するトールボーイスタイルを採用し、軽自動車の勢力図を塗り替えた初代ワゴンR。ワゴンRの独走を止めるべく、ダイハツが投入したのがこのムーヴだ。 後発モデルとはいえ、エアロパーツを装着したカスタムモデルや、現在では常識となっている低燃費を達成するCVTをいち早く採用するなど、商品力を磨いている。 2006年登場の4代目ムーヴはシャーシを一新するとともに、歴代のボクサースタイルから塊感のあるワンモーションフォルムへ変わった。エンジンは直3ターボとNAの2種類。ミッションはターボがCVTのみで、NAはMT/AT/CVTが組み合わされる。 |
■FMCによって値落ちの気配が濃厚
グラフの分析結果は
価格 |
3カ月前の平均価格は99万円。 その後小幅な変動を繰り返しながらも横這いだったが、12月に入り値落ちへと変わっている |
台数 |
9月の半期決算期の1750台をピークに減少していたものの、最近になって増加傾向。 この3カ月間で1500台を切ることはなかった |
距離 |
平均走行距離は徐々に延びており、3カ月間で3000kmほど延びた。 走行距離の多い中古車が市場に出回り始めている |
2006年10月に登場したダイハツムーヴ。2008年12月にフロントマスクなどのデザイン変更、一部グレードの装備を変更するマイナーチェンジが行われた。一部改良は2度行われ、2009年12月にはグレード体系が見直されCVTを採用する新グレードを設定。2010年5月にはバリュー感の高いグレードを追加している。
流通台数を見ると標準系とカスタム系の割合は、5.5:4.5と非常に拮抗している。グレードでは廉価グレードのL、カスタムではXといったAT車が多く占めている。
流通台数を見ると標準系とカスタム系の割合は、5.5:4.5と非常に拮抗している。グレードでは廉価グレードのL、カスタムではXといったAT車が多く占めている。
■中古車でのバリュー感が高いカスタムRS
|
新車時価格100万円スタートのムーヴ。選びやすさでいうと標準系ならL、カスタム系ならばXとなる。しかしいずれもAT車。低燃費を実現するCVT車がトレンドとなっている昨今、AT車ではバリュー感が低い。そこで今回オススメするのは、唯一のターボエンジンでCVTを搭載した、カスタム系最上級グレードのカスタムRSだ。
このカスタムRSはデビュー当時、高級車にしか設定されていなかったプリクラッシュセーフティやニーSRSエアバッグを軽自動車で初めてオプション設定していた。さらにターボエンジンながら10・15モード燃費は21.5km/Lと良好で、しかもターボが生むキビキビした走りは健在。流通台数は全体の約10%もあり、新車時価格からの値落ち率も大きめだ。人気のキセノンランプも標準装備するカスタムRSなら購入後の満足度が違うはず。
このカスタムRSはデビュー当時、高級車にしか設定されていなかったプリクラッシュセーフティやニーSRSエアバッグを軽自動車で初めてオプション設定していた。さらにターボエンジンながら10・15モード燃費は21.5km/Lと良好で、しかもターボが生むキビキビした走りは健在。流通台数は全体の約10%もあり、新車時価格からの値落ち率も大きめだ。人気のキセノンランプも標準装備するカスタムRSなら購入後の満足度が違うはず。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
ダイハツ ムーヴ【オススメ銘柄】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 【スズキ MRワゴンの中古車を買うなら】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- こんなご時世だからこそ欲しくなる! パーソナルモビリティの先駆け、スズキ ツイン
- 【名車への道】’14 BMW i8
- 新しいこだわりが凝縮されている、プジョー流PHEV 3008 ハイブリッド4【Car as Art !】