オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:日産 エクストレイル

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■使い方は∞!!ミドルサイズSUVのヒットモデル
日産 エクストレイル|日刊カーセンサー
2000年に登場した初代エクストレイルは、「もっと手軽にアウトドアライフを楽しめるように!」と、お手頃価格ながら高い悪路走行性能をもつ本格派SUV。水洗いできるラゲージボードなどを備え、道具感覚で扱えるタフギアとしてクラストップの人気車となった。

2007年8月に2代目エクストレイルが登場。外観はキープコンセプトだが、中身は大幅に進化した。エンジンは2Lと2.5Lの直4ガソリンエンジンと、厳しい規制をクリアした2Lの直4ディーゼルを用意。

定評のある4WDシステムは車両の挙動などで前後トルク配分を変更するオールモード4×4iへ進化し、オンオフ問わず走行性能がアップした。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■値上がりは収まり、値落ち傾向となった
日産 エクストレイル 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 高価格なおろしたて中古車の発生により一時値上がりしていた。
しかし現在は、3カ月前と同じ200万円付近まで下がっている
台数 7月のマイナーチェンジ直後から流通台数が増え始め、現在は400台超という豊富な流通台数を誇っている
距離 3カ月前の平均走行距離は7000km。
おろしたて中古車の増加で一時は5000kmまで減少したが、現在では7000kmに戻った
2007年8月に登場した日産エクストレイル。翌9月のディーゼルのAT車追加に始まり、2008年11月に装備の充実化とSt、Xtのグレードの追加。2009年12月には、充実装備の新グレードであるXttの追加とグレードの整理、全グレードブラック内装化などの一部改良。そして2010年7月にはマイナーチェンジによる内外装の変更とディーゼルのAT車を追加した。

中古車相場は115万~265万円で、平均価格は200万円をわずかに下回る197.7万円。7月のマイナーチェンジの影響で2010年式が4割を占め、グレードでは20Xttの4WDが最も多くなっている。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■ナビやキセノンヘッドライトの装着率が高い20X 4WD
日産 エクストレイル|日刊カーセンサー 日産 エクストレイル 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 76台 139万~220万円
新車時価格200万円スタートのエクストレイル。マイナーチェンジによりおろしたて中古車が増えた影響で、高年式の20Xtt 4WDの流通台数が最も多くなっている。そんななか今回狙ってみたいのは、初期型の装備が充実した上級グレードである、20X 4WDのCVT車だ。人気車ゆえ、値落ちの速度が遅かったが、ようやくリーズナブルになってきた。

最新の4WDシステムのオールモード4×4iをはじめ、横滑り防止装置のVDCや、雪道のような滑りやすい坂でも一定の車速で下ることができるアドバンスドヒルディセントコントロールなど、どんな路面状況でも安心できる装備を満載。

オプション設定のキセノンヘッドライトやHDDナビの装着率が高いのも特徴だ。今購入すれば、この冬に活躍するのは間違いなし。流通台数が豊富で値落ち傾向の今が買い時だ。
Text/萩原 文博