サウンドに連動するイルミネーションと
迫力サウンドが楽しめるオーディオが魅力的

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主な改良・変更・追加

2005年 12月/デビュー 音楽に囲まれて暮らしたい若者がターゲット
2代目bBのグレードは大別すると、ベーシックなSとオートエアコンなどを装備したZの2種類。両者にエアロモデルのXバージョンを用意したほか、Zにはイルミネーションとオーディオを操作するアームレストコントローラーなどを装備したQバージョンも設定された。エンジンは1.3Lと1.5Lで、いずれも直4DOHC。1.3LはSと全4WD車に、1.5LはZ系のFF車に搭載された。トランスミッションは全車4AT。
トヨタ bB アームレストコントローラー|人気中古車完全カタログ トヨタ bB ラゲージ|人気中古車完全カタログ

左/シートにくつろぎながら、手元で操作ができるアームレストコントローラー 右/ラゲージにはデッキアンダーボックスを採用。間仕切り付きなので、小物類の収納に便利だ

2006年 5月/グレード追加 1.3L車に未設定だったサウンド強化バージョンを追加
1.3Sに1.5Zで好評だったQバージョンを新設定。1.3L車でも9スピーカーの迫力サウンドが楽しめるようになった。
トヨタ bB 外観|人気中古車完全カタログ トヨタ bB インパネ|人気中古車完全カタログ

左/1.5Zと異なり電動格納式リモコンドアミラーやウォッシャー連動時間調整式リアワイパーなどは省略された 右/サウンドに連動して明滅するイルミネーションなどを標準装備

2007年 1月/特別仕様車 ベーシックな1.3Sに便利な装備をプラス
1.3Sをベースに、電動格納式リモコンカラードドアミラーなどを装備したガーネットエディションが登場。
トヨタ bB 外観|人気中古車完全カタログ トヨタ bB キーフリーシステム|人気中古車完全カタログ

左/専用ボディ色として、シャイニングレッド(写真)とミントブルーメタリックオパールを新設定 右/Qバージョンのみに設定されていたキーフリーシステムも特別装備となった

2007年 8月/一部改良 装備を追加したことで、より魅力的なモデルに
全車にパーキングブレーキ戻し忘れ防止ブザーを採用。Qバージョンは9スピーカーから11スピーカーに変更された。
トヨタ bB ドアミラー|人気中古車完全カタログ トヨタ bB ディスチャージヘッドランプ|人気中古車完全カタログ

左/全車のドアミラーは、サイドターンランプ付きに変更となった 右/1.3をベースにディスチャージヘッドランプなどを採用した特別仕様車、ガーネットエディションIIも登場

2008年 10月/マイナーチェンジ 内外装を変更し、エアロ系とベーシック系に区分
X/Qバージョンが廃止され、代わってエアロ/エアロGパッケージが登場。エアロ系以外のグレードはグリルやバンパーなどのデザインが一新され、親しみやすい外観となった。
トヨタ bB 外観|人気中古車完全カタログ トヨタ bB リアシート|人気中古車完全カタログ

左/エアロ系はグリルやアルミホイール、リアコンビランプのデザインを刷新 右/シートは表皮を変更。エアロ系を除く全車には、明るい印象のベージュ内装色が新たに設定された

トヨタ bB 外観|人気中古車完全カタログ トヨタ bB インパネ|人気中古車完全カタログ

ZにはLパッケージを新たに設定。専用アルミホイールや本革巻きステアリングなどの上級装備に加え、キーフリーシステムやイモビライザーシステムなども採用された

2009年 8月/特別仕様車 ディスチャージヘッドランプなどを特別装備
1.3 Sをベースにフロントフォグランプなどを装備し、特別内装色オリーブドラブを設定したHIDセレクションが登場。

ライバル中古車徹底研究

bBのライバル3モデルをピックアップ。各メーカーの人気ハッチバックが揃い踏みだ

1.日産 キューブ(現行型)
2.ホンダ モビリオスパイク(絶版)
3.ダイハツ クー(現行型)
日産 キューブ 外観|人気中古車完全カタログ ホンダ モビリオスパイク 外観|人気中古車完全カタログ ダイハツ クー 外観|人気中古車完全カタログ
日産 キューブ インパネ|人気中古車完全カタログ ホンダ モビリオスパイク インパネ|人気中古車完全カタログ ダイハツ クー インパネ|人気中古車完全カタログ
「らしさ」を損なわずに進化した、ピースフルな癒し系コンパクトカー
先代モデルが築いたリラックス感あふれる世界観をベースに、よりぬくもりある存在を目指したモデル。リアの非対称デザインやスクエアなボディは先代を踏襲しながら、愛嬌のあるマスクに仕立て上げられている。ホイールベースを100mm延長し、居住性を向上させているのも特徴だ。パワーユニットは、1.5L直4DOHCのオールアルミエンジン+CVTのみ。駆動方式はFFが中心で、ガラスルーフを標準装備する15G以外には4WDも用意されている。
太いリアピラーが特徴のスクエアボディに、自分流に使えるカーゴスペースを装備
「ガレージ」をキーワードに、広さやスタイリングだけでなく「車で遊ぶこと」をも求めるユーザーに向けて開発。ウエットスーツやランタンを掛けるのにも便利なテールゲートフック、リアクォーターピラー内側に設けられたフリースペースなどを採用し、ユーティリティ性が高められている。エンジンは1.5L直4SOHCのみ。トランスミッションはCVTで、一部にMT感覚で操作できる7スピードモードを備える。駆動方式は全車FFと4WDの設定だ。
トンガリすぎないデザインとコンセプトで、幅広い層からの支持を狙った兄弟車
2代目bBとシャーシを共用する兄弟モデル。bB同様のどっしりとしたフォルムだが、真一文字に横切るグリルによってさらなる安定感が与えられている。キャラクターもbBとは異なり、若いファミリーやミセスがターゲット。リアシートに240mmのスライド機構を与えるなど、居住性や使い勝手の良さを重視している。エンジンは1.3Lと1.5Lの直4DOHC、トランスミッションは4AT。駆動方式はFFが中心で、4WDは1.3Lのみとするなど、基本体系はbBと共通だ。
狙い目グレード
15X Vセレクション
イモビライザーや本革巻きステアリングなども装備

流通量が最も多いのは15X。しかし、インテリジェントキーやオートエアコンなどをもたないので、これらを装備した15X Vセレクションを狙おう。特に2009年式は低走行距離車が多くておすすめ。なかには50km未満の物件も存在する。
狙い目グレード
1.5W
マイナーチェンジ前でも利便性の高さはさほど変わらない

1.5 Wはパワースライドドアを装備した上級グレード。2005年12月のマイナーチェンジ以降だと物件数がかなり少ないので、それ以前のほうが見つけやすい。なかでも、撥水シートなどが設定された2004年2月以降モデルがおすすめだ。
狙い目グレード
1.5CXリミテッド
充実装備が決め手!流通量は少なめなので粘り強く探してみよう

MOMO製本革巻きステアリングやキーフリーシステムなど、充実装備が魅力の1.5CXリミテッド。他グレードより物件数が多いので、比較的探しやすい。ただし、そもそも流通量が少ないモデルなので、探すには時間と根気が必要かも。

文:安藤 眞、ユニットクワトロ