第16回 eco円も価格も安い! 日産 ラシーン(絶版) 【エコカーより安い「eco円」カー】
カテゴリー: クルマ
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2010/01/26
今までの中でもかなり優秀なeco円を記録
eco円について
車両本体価格÷10・15モード燃費とは、10・15モード燃費で 1km/Lあたり稼ぐためにいくら支払うのかを見る指標。それが「eco円」です。安くて燃費が良い車ほど、数値が低くなります。つまりそれだけ環境にもお財布にも優しいというわけです。
今回取り上げたのは日産ラシーン(絶版)。今の車にはない、カクカクっとしたスタイルで、しかも立体駐車場に収まるコンパクトなサイズが魅力のSUVです(デビュー当時はSUVという言葉がないためRVと呼ばれていました)。
取材車両は1.5Lエンジン+4ATに4WDを搭載したモデル。当時としても、格段燃費が良いというほどではありませんでしたが、何しろ中古車価格が安い。結果eco円も約7000円と、これまでご紹介してきたeco円カーの中でもかなり安い数値となりました。
取材車両は1.5Lエンジン+4ATに4WDを搭載したモデル。当時としても、格段燃費が良いというほどではありませんでしたが、何しろ中古車価格が安い。結果eco円も約7000円と、これまでご紹介してきたeco円カーの中でもかなり安い数値となりました。
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1.5Lモデルの中古車相場は500円~と、とにかく安い
デビューは1994年。「乗用車感覚で気軽に楽しむ」4WDとして登場しました。一見、同社のBe-1をはじめとしたパイクカーかと思わせるスタイルですが、関係はありません。例えば、あちらが当時のマーチをベースとしたのに対し、こちらのベースはサニーの4WDでした。ただし生産はパイクカー同様、関連会社である高田工業が行いました。
もともとがサニー用の4WD。主に雪道での安全性を高める用途でしたから、悪路走破性には期待しないほうがいいでしょう。逆に、友達とウインタースポーツを楽しみたいのであれば、良い相棒と言えます。
1997年には1.8Lと2L車が追加されています。よりパワーを求めるならそちらを狙うのも手。ただし、2Lのフォルザは人気が高く、オススメはやはり1.5Lモデル。なにしろ500円!なんて中古車があるほどです(原稿執筆時点)。
もともとがサニー用の4WD。主に雪道での安全性を高める用途でしたから、悪路走破性には期待しないほうがいいでしょう。逆に、友達とウインタースポーツを楽しみたいのであれば、良い相棒と言えます。
1997年には1.8Lと2L車が追加されています。よりパワーを求めるならそちらを狙うのも手。ただし、2Lのフォルザは人気が高く、オススメはやはり1.5Lモデル。なにしろ500円!なんて中古車があるほどです(原稿執筆時点)。
古さが出ていても、このスタイルだとなぜか味がある!?
取材車両は9万円という価格ながら、大きなキズや凹みがありません。グリルがやや色あせていたり、背面キャリアのバーが白っぽかったりしますが、これが不思議とサマになっています。ビンテージ風味とか、使い倒した道具感という言葉がピッタリで、古くさい車という感じがしません。このスタイルだからこその、経年の味が出ています。
内装もいたってキレイ。運転席シート座面に小さな焦げを直した跡がありますが、こちらの販売店で修理したのだとか。実はこの車、ここで2回も販売され、そのたびに帰ってきているそうです。今度売れたら3度目の嫁入り。この車とのつき合いが長い販売店だけに、機関系の調子はよく知っていますし、ラシーンのマイナートラブルについても知識が豊富。「格安は魅力だけど、故障が心配…」な人にはうってつけではないでしょうか。
内装もいたってキレイ。運転席シート座面に小さな焦げを直した跡がありますが、こちらの販売店で修理したのだとか。実はこの車、ここで2回も販売され、そのたびに帰ってきているそうです。今度売れたら3度目の嫁入り。この車とのつき合いが長い販売店だけに、機関系の調子はよく知っていますし、ラシーンのマイナートラブルについても知識が豊富。「格安は魅力だけど、故障が心配…」な人にはうってつけではないでしょうか。
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