ホンダ 上級ミニバン(エリシオン後継車)【スクープ!】
2009/11/26
ホンダ 上級ミニバン(エリシオン後継車)
※2009年11月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2010年12月 |
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●全長x全幅x全高:4850×1825×1875(mm) | |
●搭載エンジン:2.4L直4ほか |
ライバル車に見劣りしない背高シルエットを獲得
発売1カ月での受注台数が、約1万8000台と好評な4代目ステップワゴン。ホンダもひと安心といったところだろう。次の一手となるのが、今回ご紹介するエリシオン後継の上級ミニバンだ。
2004年5月に発売されたエリシオン(写真右上)は、高級クルーザーをモチーフにしたスマートなデザインのミニバンだ。ライバル車のような、押し出しの強いデザイン(写真右下、トヨタ アルファード参照)を嫌うユーザー層を狙ったのだが、販売は低迷。1000台/月レベルに落ち着いた。2008年のガソリン高騰の折には、750台/月まで落ち込んでいる。
このクラスを買う顧客は、デカい=偉いというわかりやすさを求める傾向がある。スマートさを追求し、他車より全高を10cmも低くしたエリシオンは、居住性やラゲージスペースの収納性で見劣りしてしまったのだ。
現在、開発中のエリシオン後継の上級ミニバンだが、おそらくライバル車に近い路線にすり寄ることになるだろう。つまり、低床プラットフォームはそのままに全高をアップ。室内空間の広さやシートの豪華さが追求されていくに違いない。
また、外観も現行モデルの反省が生かされ、存在感を打ち出したものになりそうだ(写真左 予想イラスト)。中国市場への輸出も検討されているとなると、立派で見栄えのするデザインは、かの地の志向にも合うことになる。
パワートレインだが、先進的なイメージと静粛性を狙って、ハイブリッド仕様が用意される可能性もある。燃費性能の良さはいまや必須条件だ。2010年末ともいわれている発表が楽しみだ。