スバルレガシィ 【ちょい乗り試乗】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2009/06/03
もはやレガシィという名前の、新しい車です
ひと回りどころかふた回りは確実に大きくなったスバルレガシィシリーズ。試乗会でその姿を改めて見ると「大きくなったなぁ…」。さらに乗り込んでみると「ひ、広いなぁ…」。乗り味は果たして?
まずはサイズのおさらいをしてみましょう。
ツーリングワゴン:全長4775mm(+95mm)×全幅1780mm (+50mm)×全高1535mm(+65mm)
B4:全長4730mm(+95mm)×全幅1780mm(+50mm) ×全高1505mm(+80mm)
アウトバック:全長4775mm(+45mm)×全幅1820mm(+50mm) ×全高1605mm(+60mm)
ホイールベースはツーリングワゴン、B4が2750mm(+80mm)、アウトバックは2745mm(+75mm)。カッコ内は旧型と比較した数値です。
その恩恵は当然室内に表れています。下写真の右を見てください。身長173cmの私が座ると前・頭上に大きな空間が残ります。また横方向で言えば、私の体格なら十分3人が座れます。
数値で言えば室内長が+350mm、室内幅が+100mm、室内高が+40mm(B4は+50mm)も旧型に比べて拡大しています。
最初はアウトバックの3.6L、3.6Rに乗ってみました。
エッ?っていうくらい静かです。右上の状態で、足を組んだままで、ドライバーと普通に話ができます。高速道路上の、100km/h以上で。
また、後ろに乗っていても、ボディが非常にガッシリとしているのがわかります。乗り心地もしなやかでいいです。シートも大ぶりで快適です。
運転もしてみましたが、水平対向6気筒の加速はさすが。とはいえ、暴力的な加速ではありません。ベタ踏みしても、エンジン音が遠くで聞こえます。
ちなみに3.6Lは同社の北米専用モデルである大型SUV、トライベッカからの流用&専用チューニングされたもの。また3.6Rは17インチを履きます。
続いてB4の2.5L、2.5GT Sパッケージ。2.5Lの水平対向4気筒ターボで、足回りは18インチ+ビルシュタインのサスペンションとなります。
ターボでこの足回りですから、当然スポーティなイメージ…ですけれど。やはりボディの大きさを感じないではいられません。しっかりとしたハコを運転している感じが否めません。
ちなみに2.5Lターボは旧型の後期型にもありましたが、形式こそ同じものの、補器類なども含め、9割が新設計となります。
最後に、ツーリングワゴンの2.5i。2.5Lって言えば本来パワフルな部類だと思うのですが、この車に載せると、フツーのエンジンです。上記のエンジンに比べたら非力ですが、街乗りはこれで十分ですし、思いっきり加速したければSIドライブ(全車に標準)をS#に入れればいいだけです。
また、2.5LのNAにはリニアトロニックと呼ばれるCVTが搭載されますが、パドルシフトが備わっているので、その気になれば随分とスポーティな走りが楽しめます。
今回試乗した3台の中で、一番小径となる16インチ+鉄ホイールでしたが、乗り心地はこれが一番快適でした。
レガシィシリーズのシャーシのリア部分はエクシーガからいっそうの熟成を重ねたもの、さらにエンジンマウントの構造を「クレードル構造」に変えたことにより、乗り心地、静粛性はボディサイズ同様、ひと回り以上、上のクラスになっています。
これはスバルが作ったアメリカ車、と考えれば大きさ(上の写真右は新旧アウトバックを比べたもの)やスタイル、インテリアデザインも納得できます。もはや、従来のレガシィとは別の車だと言ってもいいでしょう。第一、レガシィシリーズはその半数を北米で売り上げています。日本は3割くらいだそうです。
レガシィファンの中には、それを寂しく思う人もいるかもしれませんが、このグローバル社会の中、日本人のためだけにレガシィを作れ、というのは酷なことだと思います。
まずはサイズのおさらいをしてみましょう。
ツーリングワゴン:全長4775mm(+95mm)×全幅1780mm (+50mm)×全高1535mm(+65mm)
B4:全長4730mm(+95mm)×全幅1780mm(+50mm) ×全高1505mm(+80mm)
アウトバック:全長4775mm(+45mm)×全幅1820mm(+50mm) ×全高1605mm(+60mm)
ホイールベースはツーリングワゴン、B4が2750mm(+80mm)、アウトバックは2745mm(+75mm)。カッコ内は旧型と比較した数値です。
その恩恵は当然室内に表れています。下写真の右を見てください。身長173cmの私が座ると前・頭上に大きな空間が残ります。また横方向で言えば、私の体格なら十分3人が座れます。
数値で言えば室内長が+350mm、室内幅が+100mm、室内高が+40mm(B4は+50mm)も旧型に比べて拡大しています。
最初はアウトバックの3.6L、3.6Rに乗ってみました。
エッ?っていうくらい静かです。右上の状態で、足を組んだままで、ドライバーと普通に話ができます。高速道路上の、100km/h以上で。
また、後ろに乗っていても、ボディが非常にガッシリとしているのがわかります。乗り心地もしなやかでいいです。シートも大ぶりで快適です。
運転もしてみましたが、水平対向6気筒の加速はさすが。とはいえ、暴力的な加速ではありません。ベタ踏みしても、エンジン音が遠くで聞こえます。
ちなみに3.6Lは同社の北米専用モデルである大型SUV、トライベッカからの流用&専用チューニングされたもの。また3.6Rは17インチを履きます。
続いてB4の2.5L、2.5GT Sパッケージ。2.5Lの水平対向4気筒ターボで、足回りは18インチ+ビルシュタインのサスペンションとなります。
ターボでこの足回りですから、当然スポーティなイメージ…ですけれど。やはりボディの大きさを感じないではいられません。しっかりとしたハコを運転している感じが否めません。
ちなみに2.5Lターボは旧型の後期型にもありましたが、形式こそ同じものの、補器類なども含め、9割が新設計となります。
最後に、ツーリングワゴンの2.5i。2.5Lって言えば本来パワフルな部類だと思うのですが、この車に載せると、フツーのエンジンです。上記のエンジンに比べたら非力ですが、街乗りはこれで十分ですし、思いっきり加速したければSIドライブ(全車に標準)をS#に入れればいいだけです。
また、2.5LのNAにはリニアトロニックと呼ばれるCVTが搭載されますが、パドルシフトが備わっているので、その気になれば随分とスポーティな走りが楽しめます。
今回試乗した3台の中で、一番小径となる16インチ+鉄ホイールでしたが、乗り心地はこれが一番快適でした。
レガシィシリーズのシャーシのリア部分はエクシーガからいっそうの熟成を重ねたもの、さらにエンジンマウントの構造を「クレードル構造」に変えたことにより、乗り心地、静粛性はボディサイズ同様、ひと回り以上、上のクラスになっています。
これはスバルが作ったアメリカ車、と考えれば大きさ(上の写真右は新旧アウトバックを比べたもの)やスタイル、インテリアデザインも納得できます。もはや、従来のレガシィとは別の車だと言ってもいいでしょう。第一、レガシィシリーズはその半数を北米で売り上げています。日本は3割くらいだそうです。
レガシィファンの中には、それを寂しく思う人もいるかもしれませんが、このグローバル社会の中、日本人のためだけにレガシィを作れ、というのは酷なことだと思います。
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