乗りたいのは先代? それとも現行型? 名車「Gクラス」の選択眼【カーセンサーEDGE 10月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: メルセデス・ベンツ / SUV / Gクラス / Gクラスカブリオレ / ゲレンデヴァーゲン / EDGEが効いている
2023/08/25
高級SUV界の人気をけん引し続ける、名車Gクラス
コロナや世界情勢の変化による新車の納期遅れは、一部の車種で中古車価格が新車価格を上回る現象を生み出しました。その現象が真っ先には起きたのはポルシェ 911やV8フェラーリ、そしてSUVではメルセデス・ベンツのGクラスでした。
人気があるとはいえ、数多いSUVの中でこんな現象が起きるのはGクラスの他にはトヨタ ランドクルーザーぐらいなものです(あとスズキ ジムニーも……)。
では、なぜ高価なのにGクラスはそこまで人気があるのでしょうか。他のSUVと何が異なるのでしょうか?
それは、軍用車ベースの本格オフローダーとしての実力、誰が見ても一目でGクラスと識別できる四角いスクエアなデザイン、高級で快適なインテリア、そして脈々と受け継がれてきた伝統……といった特徴でしょう。この特徴ですが、一つか二つであればGクラスのライバルでも持ち得ます。しかし、すべてを兼ね備えている車はやはりGクラスしかないのです。
それ故に1991年から2018年までの長期で販売されたロングセラーの先代463型、コンセプトをキープしたまま見事に近代化を果たした現行の463A型ともに、常に高いレベルで安定した人気を誇っているわけです。
では、先代型と現行型、今買うのであればあなたはどちらを選ぶのでしょうか? その選択眼を鋭くすべく、今号の特集ではGクラスの歴史、人気の理由、現在の中古車事情にメンテナンス情報、さらにはオーナーの声も集めてみました。
現在、先代と現行型合わせた中古車流通量は1000台を超えています。これは2年前の約2.3倍の台数です。品揃えは整いました。無骨な味が濃い目の先代型も魅力的ですし、伝統を受け継いだ快適な現行型Gクラスも高い評価を得ているモデルです。本特集を参考に、みなさんなりの選択眼でベストなGクラスを見つけてみてください。