阪神高速が沿道施設をPA代わりに利用できるサービス施設を追加
カテゴリー: ドライブ
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2013/10/04
阪神高速は、阪神高速道路外の沿道施設を、高速のパーキングエリア(PA)のように利用できる「路外パーキングサービス」を新たに追加した。来年3月末まで社会実験として実施される。
路外パーキングサービスは、一度高速を降りて沿道の施設を休憩などに利用し、再び高速道路に戻っても1回分の料金で利用できるサービス。一部を除き、事前にユーザー登録を行った上でETCを使用する必要がある。
都市部に建設されている阪神高速は、PA用に用地を新たに取得することが難しい。そのため、休憩施設を長時間利用できない路線があり、渋滞時にトイレに間に合わないなどの問題が起こっていた。路外パーキングサービスはこれを改善するために開始されたサービスだ。
これまでは5号湾岸線尼崎末広ランプの「尼崎テクノランド駐車場」、11号池田線梅田ランプなどを利用する「阪急梅田駅駐車場」、同じく「大阪ステーションシティ駐車場」の3ヵ所が利用可能だった。
さらに3号神戸線湊川・若宮ランプの「ナナ・ファーム須磨駐車場」、11号池田線上り豊中南ランプ周辺の駐車場が追加されている。一方で「新西宮ヨットハーバー」はサービスが終了している。
休憩などに利用できる時間は2時間以内(豊中南ランプは40分以内)。路外パーキング施設では利用の証明や制限時間の測定のため出入庫が記録される。また、路外パーキング施設によっては別途、駐車料金が必要となる。
- 路外パーキングサービス(阪神高速)