▲現在、ギネス世界記録に登録されているドリフトでの縦列駐車。その前後の隙間がわずか8cmという大記録でした ▲現在、ギネス世界記録に登録されているドリフトでの縦列駐車。その前後の隙間がわずか8cmという大記録でした

タイヤを滑らせタイトなスポットに一発駐車!

「ドリフト」はラリーにおいて車体の向きを素早く変えるテクニックとして用いられてきましたが、日本ではいつしか一種の“ショー”として楽しまれるようになりました。現在では、日本発祥のモータースポーツとして世界をも席巻しています。

そんなドリフトテクニックを用いた駐車が「ドリフトパーキング」です。スピード、入射角、タイヤのスライド量、サイドブレーキ量などを総合的に“計算”するのでしょうが……。ただただ凄いです。

例えば、現在ギネス世界記録に登録されている世界一タイトなドリフトパーキング。昨年10月に中国で樹立されました。使用した車両はミニで、前の車両と後ろの車両に設けられた隙間はわずか8cm!? この記録が破られる日は果たして来るのか?と思ってしまうほどの神業です。

そんなこんなで、動画共有サイト「YouTube」で見つけた面白いドリフトパーキングをいくつかご紹介します。「俺/私も挑戦してみたいッ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、正直かなり危険です。決して真似せず、安全第一での駐車をお願いします。

▲こちらが、その世界一タイトなドリフトパーキング。こんなに自在に車を操れるとは……。もはや言葉もありません
▲カナダのドッキリ番組「Just for laughs and gags」では、一般の方がドリフトパーキングでどれだけ驚くを浮き彫りにしました。あえて老人ドライバーを起用していることがミソです(笑)
▲子供だってドリフトパーキングしているんです。電動式オモチャの乗り物を乗りこなす男の子、素晴らしいドリフトコントロールです。「撮影できた?見せて!」と得意気です
▲女の子も負けていません。自転車によるドリフトパーキング、お見事! もしかしたら補助輪付自転車だからドリフトパーキングができたのかも?
▲個人的には、このドリフトパーキングに勝る衝撃はありません……。えぇ、意図したドリフトパーキングではありません。しかも、周囲の車と接触しなかったばかりか、路肩にホイールをヒットさせずに停まったようなんです。まさに奇跡! 万が一の確率がカメラに収められた動画だと思います。
text/古賀貴司(自動車王国)