日本自動車販売協会連合会は、2013年の車名別新車販売台数を発表。1位は26万2367台を売り上げた「トヨタ アクア」だった。2012年まで4年連続の1位だったトヨタ プリウスは、25万3711台で2位。以下、ホンダフィット(18万1414台)、日産 ノート(14万7634台)、トヨタ カローラ(10万1664台)と続いた。

軽自動車で最も売れたのは、ホンダ N BOXの23万4994台。軽自動車全体では、新車販売に占める比率が39.3%と約4割に達する勢いを見せている。言わずもがなだが、維持費が安く燃費も良いことから軽自動車人気が続いていることがわかる。

メーカー別のシェアはトヨタが29.4%と首位だったが、世界に目を向けてもトヨタは存在感を発揮。2013年の世界販売台数が2年連続で首位となった。2013年に目標としていたグループ全体の世界販売台数996万台を2万台上回り998万台を達成。ちなみにフォルクスワーゲンは、グループ全体での世界販売台数を970万台以上、GMは971万台としている。

ちなみに輸入車の国内販売については以下となる。全体の売り上げは、前年比16.1%増の28万540台。ブランド別の売り上げはフォルクスワーゲンが1位で、以下、M・ベンツ、BMW、アウディと続いた。特にフォルクスワーゲンは、輸入車で初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したフォルクスワーゲン ゴルフが好調と伝えられている。

2014年は消費増税による買い控えや軽自動車の税率見直しなど、自動車メーカーにとっては厳しい状況が予想される。しかし、アメリカでの買い換え需要は旺盛であり、新興国でのセールスも引き続き期待される。東京モーターショーで話題になった車の販売も予定され明るい話題も多い。

新車が売れれば当然中古車市場も含む業界全体が活性化する。今年も自動車業界にとって明るい年であることを祈らずにいられない。

小型ハイブリット車アクア。2013年11月26日の一部改良で世界トップの低燃費37.0km/L(従来型比+1.6km/L)を実現

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21.0km/Lといった燃費性能の高さや、高級車並みの上質感などが評価されて、輸入車初の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞となったゴルフ

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